【お疲れ様です。
気に入っていただけて…ホッとしています。
現実的に考えれば、あまりにも長い文章を提示するのは読む時間を考慮すると不自然になるんじゃないだろうか…。とは思ってて。
ただ、直接的なやり取りが難しい以上、ある程度の指示と心身掌握状態にあることを自覚はさせたいな…。
という結果、そうなりましたね。
なので、無理やりカウンターにコートを預ける…なんてご都合描写を挟んでしまいました。
都合の良い描写ばかりにならないようには…注意して、不自然な行為を促すことにならないように気を付けますね。】
-理解の早い子だ…。
もしみほちゃんならこうはいかないだろう…、というより、逆の立場ならきっとしおりちゃんがみほちゃんの変化に気づいてしまうはずだ…。
だからこそ…、アプローチ先はしおりちゃんで、ひとまず正解。-
少しばかり不安を感じたみほの言葉に、上手くごまかしを入れてその場から離れるしおりの姿を見ながら別の通路を通って、カウンターの方へと寄っていく。
思った通り、自然な振る舞いを保ったままカウンターでコートを預けるしおりの姿。
その足でトイレへと向かい、帰ってきたしおりを見てみほの感じる違和感。
スカート丈の短さ…、みほに執着するようなしおりの感情、ほどではないにしても
憧れにも似た視線が日々送り続けるみほの視線が感じた違和感なのだ、勘違いではない。
みほの為とはいえ、少しずつ、確実に、みほをごまかす為の嘘…、積み重なっていく。
「勘違いだよ。」
そう言われたみほの瞳が少し陰っていたことを、しおりは気づいたのだろうか…。
男はその瞳の陰りを見るや…少しの笑みがこぼれる。
-しおりちゃん…、君はみほちゃんの盗撮に勘づいたよね…。
そして、それを回避するために自分に矛先を向けさせようとしている。
でも…勘づいたのは…、君だけ…だって思ってるのかな…?
もちろん、君まで盗撮されてる…なんて思っていないかもしれない。
でも、逆に君は知らないんだ…。みほちゃんが自分が盗撮されていることを知っている、という事実。
とすればどうだろうねぇ…。
君に違和感を感じて…、みほちゃんが、自分で感じた体験したことのない、戸惑い、緊張…そして興奮。
少しずつ足を開いて…スカートを捲ってしまった時の、あの時の自分と今のしおりちゃんを重ねたのだとしたら…。
事実を知った時…、守ってくれてたんだ…、って…思ってくれるのかな…?-
「なんてね…。」
勝手な思慮を巡らせながら、二人の様子を見つめる男。
幼い少女二人の友情…、そして少し歪んだ角度で見える愛情…。
互いに打ち明けられない秘密を内に隠しながら、純粋でいられる最後の時間…かもしれない。
手紙の指示通り、上手く店内を回るふりをしながらおもちゃコーナー経由するように歩いてくる。
そして…。
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【※すいません、以下2パターン書きます。
相談してからにしようかと思ったのですが、その往復すらも待ちきれない興奮が…ありまして…。
イメージに近い方、あるいは好まれる路線を拾ってもらえれば幸いです。
我儘すいません!】
1.「えぇ?好きな色があるって…?
分かったよ…なかったら諦めてくれよ…?
何…?青…?さっきまでピンクって言ってたじゃないかよ…。それじゃダメなのか…?
わかったよ、どっちもあるみたいだ…。
でも、「青が微妙だったら」ピンクにするからな…?
じゃあ、まずは青から見せてくれ…、あぁもちろん、前も、後ろもだ。角度、着けてくれよ?
あぁ、また連絡するから。」
聞こえるようにスマホを耳に当て、男がそう話している。
当然、その声は二人の耳にも届く。
しおりにとっては、次の指示…のようなもの。
みほにしてみれば…、さっきの男…?をそこで改めて認識する。
2.そこで改めて、男のシルエットがしおりの目に留まる。
もちろん、そんなに至近距離ではなく数メートル向こうに位置している。
何も言わずそこに立って、しおりに見えるように口元が緩んだ様子で見つめる男は、
おもむろにおもちゃのスマホが並んでいるコーナーを指さす。
精巧なスマホのおもちゃの中には、本物のスマホが仕込まれているのが、のぞき込めばはっきりと見て取れる。
脇には小さく、張り紙…「前も…後ろも…。」そう書かれていた。
もちろんそのスマホは、簡単に持ち出せないように固定されている。
そしてそのスマホ画面には…、男が少し離れて立っている、キッチングッズコーナーの商品がちらついており、少し離れた場所にあるスマホとビデオ通話がつながっていることが…わかってしまう。
【以上になります。
1と2に分けた理由は、おそらくお分かりだと思いますが、男の存在を二人に気づかせるか、しおりちゃんにのみ気づかせるか…というところになります。
じりじりとしおりちゃんへのアプローチで精神的に疲弊、正常な思考回路を崩していくのか。
あるいは、2人に同時に気づかせることで、みほの動揺も誘いつつ、その路線でしおりを焦らせるのか。
文中のみほの勘ぐりを予想するような描写は…お試しで挟んでみました。
いろんな伏線…っぽいのがあると物語的にも楽しいかな、と思いまして。
回収するかどうかは…未定です。
貴女の一人遊び…その言葉で私も猛りが止まらなくなりそうだ。
考えてみれば、直接的な私自身から二人へ、今回はしおりちゃんにでしたが、は初めてなんですよね…。
なんか新鮮でした。
引き続き、よろしくお願いいたします。】
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