ぬいぐるみとみほの構えるスマホの両方を通して、しおりのあられもない姿。
濡れそぼった蜜穴から溢れる卑猥な水音…そして、必死にみほに捧げる贖罪の自慰。
許しを請うように、望んでいないことを何度も口にしながらも、それらが与える快感は確実にしおりの理性をかき乱すだろう。
そんなシーンを目にし、耳にしながら男はみほとのやり取りを思い出していた。
…
……
………
「あぁ…凄く便利だろ…?
これでしおりちゃんのえっちな姿はおじさんにも丸見え…ってわけさ…。
そして、上手に撮れたら…もっと気持ちいいことをたっぷりしてあげよう…約束だ。
おじさんは、約束を破ったこと…ないだろう…?
おじさんのアドバイスで、ちゃんとしおりちゃんは、みほの下へと返ってくるさ…。
だから明日は、ちゃんと言うとおりにするんだよ…?」
みほがしおりの家に向かいたい、その話を聞いた男が思いついた妙案。
それがハンズフリーのイヤホンマイクだった。
失神したみほの荷物を漁り知りえた情報で、彼女の家の場所は知っていた。
確認の為、何度もその前を通ったこともある。
表札に記された苗字…、そして家の中から漏れる家族団らんの声。
みほはかなり恵まれた家庭で育ったことが想像に難しくなかった。
装着を促すイヤホンはその時、ポストに投函する形でみほの手に渡っていた。
…
……
………
「全く…恐ろしいな…最近の女の子というのは…。」
ここまでのしおりとのやり取り、みほの言動はこちらで指定したモノではない。
ベッドの下を気にすること…、そして、ナニかみつければそれを理由にしおりをお仕置きすればいい。
ただそう言っただけだ。
ここまでみほ自身が、しおりを精神的に追い詰めるようなアプローチをするとは想像もしていなかった。
自らの快感の為に、親友を売るような行為。
もはや過去の人となったしおりの元家庭教師の存在を引き合いに出しながら、怒りにも似た感情をぶつけるみほの中で、自分が今している事はどのように映っているのだろうか…。
自分への裏切りに激怒するみほ…は、しおりを裏切り、その痴態をあろうことか二人を辱めた男に筒抜けにさせている…、このことに…。
カツンカツン、カツンカツン…。
そんな最中に、みほの装着したイヤホンにノックオンのようなものが聞こえる。
それは男からの合図を意味している、もちろん、返事はしなくていい。
いや、しないようにみほには強く言づけている。
ここでばれては元も子もないからだ。
「どうだい…今のしおりちゃんを見て…、みほ、君にはどう見える…。
あの日…、おじさんと初めて会ったあの日…、本当に君を守る為に、彼女は身を挺したと思うかい…?」
しおりの甘ったるい喘ぎがBGMのように少し遠くなるように、男の声だけがすっとみほの脳内を揺らし始める。
くちゃくちゃと卑猥な水音としおりの喘ぎ声が、うるさいほど響いている部屋の中なのに、みほの脳内は至極鮮明で…、あの日のことを思い起こさせるように。
「許してって…御免なさいって言ってる子が…、そんなに嬉しそうに喘ぐのかな…?
君が、みほが興奮して…おまんこを濡らすくらい…エッチな姿を見せるものなのかな…?
おかしいよね…だって、泣いて謝っても良いくらいなのに…。」
幼い少女を狂わす、悪魔の言葉…。
今回の件で、精神的な脆さを露呈させたのはみほではなく、むしろしおりの方だった。
狂ったようにみほを求めながらも、快感にも抗いきれない、それでいながらも抱くのは男への殺意。
しかし、それもみほを目の前にしては簡単に揺れる…。
男は、手籠めにする順番が誤らずにすんだこと喜んでいた。
もしあの勢いのまま、しおりを犯していれば…、みほの警戒心を強めるだけ。
無理やりに強姦を働いたところで、事件性が高まり、危うい目に合うだけ。
これでいい…、面白い…。
「見えるかい…?
しおりちゃんの脇にある、肌色の…そう…。ディルド…って言ってね。
おちんちんに似せて作った、玩具の一つだ…。
これで確かめられるんじゃないかな…?
ローターなんかで、しおりちゃんを楽しませてあげるんじゃなくて…。
そのおちんちんを…しおりちゃんのおまんこに、ゆっくり押し込んで…ナカをくちゃくちゃかき回して…。
奥をぐりぐりと擦りながら、突いて…。出して…突いて…。
何度も…何度も、何度も何度も…。しおりちゃんのおまんこを…みほちゃんが家庭教師のおちんちんで犯すんだ…。
みほが全てなら…、イくわけないよね…?しおりちゃんは…。
さぁ…確認してみようよ…。
しおりちゃんの気持ちを…。
その様子を…おじさんにもしっかり届けてくれ…、君のスマホからね…。」
男は命じた…、みほにしおりを犯せ…と。
しかしその玩具は、あくまで玩具ではなく、関係をぶち壊す存在として残っている家庭教師のソレだと言いながら。
男は確信していた…。
みほの手によって、家庭教師のモノでしおりが簡単に果てることを…。
「でも、イっても怒っちゃだめだ…、みほ…。
泣いて…泣いて…泣いて謝るだろう…しおりは…。
ただ怒っちゃダメ…、責めちゃダメ…、だってもうみほは知ってるじゃないか…。
おちんちんって気持ちいいってことを…。
だから優しく抱きしめて、あげよう…おちんちん、気持ちいいよねって…。
しおりのえっちなお汁でどろどろになった、おちんちんを…二人で一緒に舐めて…。
仲直りだ…。」
そんな言葉を言う頃には、みほはもう行動に出ていた。
そしてそのスマホの先に転がっていたのは、両端に亀頭を携えた…双頭のディルド…。
【定期的に具合が悪くなることは理解しています。
ですので、無理はしないでください。
メンタル的にも、体調的にも調子がいいときにお返事を下されば、私はそれで構いませんから。
何よりもお体最優先、ご自愛ください。
今回の後半内容は、特に流れを意識して描いてくださったんだな、と凄く感じました。
いつもの、興奮のままに…まるでしおりちゃん、みほちゃんのありのままに描いてくださっている貴女も好きですが、こうして気遣って描いてくださっているのを感じると、やはりお相手が貴女でよかったとそう思います。
いろいろ拝見したいシーンという物はよぎりました。
ご提案頂いた内容も考えたのですが、描き始めると自然とこの流れになったので流れに任せてしまいました。
せっかくなのでこの土曜日を…もう少しゆっくり楽しめたらなと考えています。
出会った日も土曜日、みほちゃんが壊れた日も土曜日、そして、この土曜日も…次はしおりちゃん…なのかな…。
しおりちゃんとの約束の日と、みほちゃんのご褒美の日…同じしてみるのも…良いのかな、なんて考え始めています。】
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