男は帰宅後、しおりの部屋の映像をPCでモニタリングしながらくつろいでいた。
ぱっと、部屋に灯がともれば、暗くなっていたPC画面も明るく鮮明に映し出される。
仕掛けたカメラは順調に動いており、よろけながらも何とか帰り着いたしおりを捉えていた。
問題なく音声も拾えているようだ。
自分で撮影した動画を確認しているのか…それを見て少し驚いているような様子が見える。
やはり快感に促されるままに行動していたことは、どこかで操られているような感覚を覚えたのかもしれない。
もちろん、種も仕掛けもない。
ただ男はSNS上で指示を下だけ…そこから先の行動はいずれもしおり自身の判断で行われていた。
思い出すように動画を見つめながら、自分ではないような気にさせられている言葉を漏らす。
ちらっとみえたスカートの中では、指示通り下着がちらつくことはなかった。
母親らしき声に言葉を返すと、そのまま入浴の準備。
ふらつきながら姿を消す。
「無理もない…。
ただでさえ、周りの人に隠れて何かをするだけでも罪悪感や背徳感がすごいのに、
漏らしながらおなにーしていたんだからな…。」
先に写真で見た凄絶に乱れたトイレの個室…。
そうなるまでの過程の一部始終が撮影された動画を確認しながら、男はそう漏らしていた。
当然のことながら自室から姿を消せば、しおりの様子を伺う術がなくなるわけだが、少し経つとしおりは戻ってくる。
そして、どこか焦っているような…必死なような…しかし、その格好は一糸纏わぬ全裸…。
夢中で何かを探すように、ベッドの下に潜り込み、引っ張り出した箱。
その中から出てきたのは、アダルトグッズの数々…。
しおりの男性経験の告白を聞いていなければ驚いていたところだ。
おそらくそのきっかけになった男が持ち込んだのだろう…。
そして取り出したのは…、ローターやバイブ…ではなく、ディルド…。
より男のそれを艶めかしく感じられるそれ…。
気づいているのだろうか…口元からは涎が垂れ…、辛抱のしの字も我慢できないほどに血走ったその瞳。
目の前の快楽だけを貪るように、求めるように、再び掛け出ていく。
その先で何が起こっているか…想像は難しくなかった。
「やっぱり…そうだったんだね…。
私の予想も、まんざら捨てたもんじゃないかったな…。」
しおりの中に眠る…男への欲求。
男根に酷似したソレを握りしめながら、行き先はおそらく浴室…。
今この瞬間に、しおりの脳裏にはちゃんと残っているのだろうか…男への明確な殺意というものが…。
そして理解しているのだろうか…、その殺意を貫くために男に会おうとしているという動機を。
そして覚えているのだろうか…、その男との接触は、みほを取り戻すためだということを…。
ゆっくりと男は下半身を露出させる。
そう…今の男にとっての最高のおかずは、しおりやみほのただただ厭らしいだけの行動ではない。
中身が…、少女たちを操っている…中でくすぶっているものが、確実に目を覚まし、露になっていくこと。
それこそが男にとっての興奮。
ぐっと竿を強く握り、ゆっくりと上下させれば、どろっと先端から溢れる透明な先走りが絡み
くち…くちと卑猥な音を奏でる。
もっと…もっとだ…。
壊れて見せろ…。
昂り…果てる男のそれは、画面へと飛び散り、喘ぎを漏らし果てる瞬間を映し出したモニタ、しおりの顔へと飛び散った。
『いい動画を見せてもらったよ…しおりちゃん…。
約束通り、明日は時間を作ってあげようじゃないか…。
後で少し相談だ…。
そうだ…、家族には…明日は遅くなるかもしれないと…、そう話しておきなさい。
嘘をつくのも…隠れて気持ちよくなるのも…、周りの信頼を裏切るのも…得意だろう…?』
【確認できたようでよかったです。
生々しく描きましょうね…。
イメはあくまでそのための手段…。
下着も…おもちゃも…。
トイレの頻度も…時間も…おなにーも、いく瞬間も…。
玩具の詳細も…いずれお聞きしますよ…大きさ、長さ…色…購入時期…興味を持ったきっかけに至るまで…。】
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