時間は正午を過ぎ、夕刻に差し掛かろうという頃。
ポケットにしまったスマホが数回震える。
来たか…。
その日は数少ない出社の日にしていた。
久しく見ていなかった同僚の顔との会話を楽しみながらも、おそらくしおりからであろう着信に心を躍らせた。
さりげなくスマホを覗くと、やはりしおりからのメッセージだということがわかり、ゆっくりと席を立ちあがる。
「遅めの昼飯…外で食べてくるよ…。」
このタイミングの為に、昼食時間帯で休憩を取らず時間を調整していた。
誰一人としてその行動に違和感を感じることもなく、いってらっしゃいの言葉。
この時ほど、リモートワーク推奨、フレックス制の導入、結果主義の会社にいたことをありがたく感じた日はなかった。
久しぶりに袖を通したスーツは少し窮屈に感じていたが、社が入っているのはビルの5階。
エレベータに乗り込むと、昼食のために1階…ではなく、テナントの入っていない8階を押す。
まるでしおりと同様の行動でも取るかのように、不自然なほどに周囲を気にしながらお手洗い、個室に入る。
送られてきたのは画像が数枚。
さすがに学校にいる時間帯に、長めの動画を送るのは難しいことは理解していた。
「へぇ…。想像以上じゃないか。」
一枚目に見えたのはスカートの中で濡れたままどろどろになった割れ目…その中。
急いで撮ったことがわかるように、少し画像がぶれており、脇には別の生徒の脚と思われるものが映り込んでいる。
ちゃんと言われた通りにやっているな…、そう考えるとそれだけで堅苦しいスーツのスラックス…股間部はゆっくりと盛り上がっていた。
学校にいる時間で送られてくる予定の物はそれだけのつもりだったが、添付は他にもあるようでゆっくりとスマホの画面スライドすると、そこはトイレの個室らしい写真が添付されている。
どう見ても1種類ではない液体がまき散らされた室内。
そして、その場所に一番ふさわしい液体…黄色く透き通っている液体は、情けなくもあるべき場所…便器の中ではなく、周辺のタイルにまき散らされているのがわかる。
洋式ではなく和式の個室であることは、見た瞬間にわかり、あえてその場所を選んだことを知れば後々送られてくるであろう動画にも期待感が高まった。
脇には解けて広がった替えの下着…のようなものも見える。
「履いていられないくらいに濡れるってことが…まるで最初から分かっていたみたいじゃないか…。」
その光景は、一言目に漏らした言葉そのまま…想像以上だった。
そして、じっくりと視姦するようにその光景…を楽しめば、滑らかに指先がしおりへの返事を紡いでいく。
『この後の動画がとても楽しみになるほど、恥ずかしい写真を送ってくれているね…。
どうだい…?
たびたび、周囲の人に隠れて…恥ずかしい行為を貪るったき分は…。
それを限りなくリアルタイムに伝え…晒す気分は…。
なぁしおりちゃん…。
どっちが気持ちいい…?
みほに焦がれながら、可愛らしく、安心した空間で…その濡れたおまんこをいじいじする可愛いおなにーと、大事なものを奪ったかもしれない男の指示で…、周囲を騙しながら快感を貪るおなにーは…。
どっちが気持ちいい…?
場所も…、時間も…、下着も、オナニーのやり方まで…、何もかも自分でばらして…晒してするおなにーは…気持ちいいかい…?
トイレを…本来の目的とは違う使い方をして…。
ペンを…本来都は違う使い方をして…。
誰かに内緒で…いや、誰にも内緒で、隠れてするおなにーは…。気持ちいいだろう…?』
気持ちいいか…?
問いかけるメッセージは、途中から確認、同意を求めるような問いかけに変わっていく。
『わかっているかな…?
君は…しおりちゃんは、みほが裏切った…そんな風に思っているかもしれない…。
もちろん、それは概ね私の所為でもあるわけだが…。
じゃあ、今の君はどうだい…?
心配そうに見つめるみほに嘘の笑みを浮かべて離れ、
真面目に本業に取り組む周囲に隠れて…ひたすらに快楽を貪る…。
それは、裏切りって…言わないのかなぁ…?
ねぇ…どう思う…?
だって、これはみほの為に仕方なく…。
仕方なく命令に従っているだけ…君はそう言うのかな…?
もしみほも…同じ状況だったとしたら…、同じ目に合っていたとしたら…?
しおり…君に、みほを責める権利なんて…あるのかなぁ…?
みほが大事…みほが全て…、みほの全部が欲しい…。
だったら…。
なんで、言われてもいないのに「みほが持っていない棒」を挿入したくなったんだい…?
それは、みほとだけの関係では…得られない快感だ…。
この意味が分かるかな…?
結局…、君の心はみほを求めているかもしれない。
でもね…、君の身体は…いや、君の穴は…、みほじゃなく…おちんちんを…ちんぽを…、欲しがっているんじゃないのか…?
みほがいても快感のない日常とみほはいないけど快感に不自由しない日常…。
最後に君は…どっちを選ぶのかな…?
おなにー…きもちいいだろ…?好きだろ…?
しょんべん臭いちんぽ穴はさ…。
動画…楽しみに待っているよ…。
帰り道…くれぐれも気をつけてね…、今の君はきっと痴漢してくれ、襲ってくれ…そんな顔をしていそうだからさ…。』
緩く口元…。
勃起する股間…。
少しの時間を使って紡いだメッセージを送れば、男は残りの仕事を片付けに事務所に戻る。
【数回程度【】書きを控えるだけでもわかるものなんですね…。
自分が何を求めているのか…。
結局、言葉遊びではなく、気持ちいいオナニーの為に…少女を利用する。
物語で男がやっていることと、貴女の現実は大して変わらない…。
レモン色…、角度…、白い刺繍…、素敵じゃないですか…。
とても仕事中に、自らの紡ぐ言葉でシミを作り、耐え切れず自慰に耽る女が履いているとは思えないほど可愛らしい。
今と…ひと月前と…ふた月前、貴女はいつの生活が…気持ちいいですか…?
男との変態的な接点…は重要ですが…最も重きを置くのはみほ、そしてしおりの私生活内での自慰。
今後はそれを大事にしていこうと思います…。
意味、わかりますよね?】
※元投稿はこちら >>