【先にお伝えしておきたいことがあるので冒頭で。
素敵ですね…。ボールペンの後ろが羨ましいな…。
スカートスタイルでやはりお仕事をされているんですね…。
エッチな匂い…漂ってそうだな…。
我慢出来ず、弄るときに、リアルタイムで【】書きで今…弄ってます…なんてのが着たら…たまらないだろうな。
すいません、少し展開を弄るような内容を描いてしまいました。
お気に召すと良いのですが、そうでない場合は…【】で先にその旨をください。
書き直します。
おな指示の件に関しては…貴女がおな指示されるならどちらがいいか…で選んでいただけると嬉しいです。
残念ながら、いずれも文字での描写…にはなっちゃいますが…。
ビデオ通話…と言うのも良いですね…。】
動揺の色が隠せない返事。
文字だというのに…どれだけ必死に弁解しているのかが目に見えそうなほど。
そして、みほの返事…の矛盾。
しおりを気持ちよくしたい…しおりと気持ちよくなりたい、しおりがいれば十分…。
それが事実なら、本心なら、そもそもお薬…は必要ない。
そもそもお互いの身体に、男の持つソレは生えてはいないのだから。
大凡想像はできていた。
徐々に見えてくる…、みほの中での優先順位…。
みほの中で、最も尊いのは、男ではない。
そして…しおりでもない…、雷に打たれるような…痛烈な快感…歪んだ羞恥…、壊れるような絶頂…なのだと。
『気持ちよくさせてください…か…。
さて…どうしようかな…。みほは…、「しおりは私の物」そう言ってるよね…。
しおりが好き…私の手で…指で…舌で…唇で気持ちよく蕩けさせたい…そう思っている。
きっと、しおりちゃんも…同じ気持ちのはずだ…なのに、みほはどうだい…?
これだけ、しおりはわたししおりはわたしのって…。
ちょっと…ずるいんじゃないかな…?
しおりは上げないけど…おちんちんはちょうだい…?って…今のみほはそう言ってるんだよ…?わかるかな。』
しおりとのやり取りで、萎えた心を一度支え、立て直させながらも、あえて事実を突きつけて傷つける。
男は、外的な要因でみほを壊すのではなく…自らの手で都合よく塗り替えようとしていた。
そのラインにしばらく返事がなくなる。
考えているのか…、自分の都合の良い妄想に心をえぐられているのか…、そして男はまるで救済するかのような物腰でメッセージを追従させる。
『いいかいみほ…、おじさんはね…どっちかを選べと言ってるわけじゃない。
どっちかを選べと言えば、君は…みほは、
「絶対におちんちんを選ぶ」
そんなことはもうわかっているんだよ。』
みほに寄り添った言葉の数々…何度も繰り返されたやり取りの中で、唯一と言えるほど、男ははっきりと言い切った。
みほは、しおりより自分を選ぶ…と言うことを。
今は別に否定されても良い、それが言葉だけでも、本心でも…。
しかし、そうかもしれないという気持ちを、みほの心に植え付けることが目的。
大好きな友達よりも…知らないおじさんのおちんちんを選んだ…。
いや、選ぼうとしている私…、そう摺りこむ行為。
『でもね…おじさんもそんなひどいことをしたくない。
しおりちゃんがかわいそうだからね…。そしてみほも…、おちんちんもしおりも…両方味わいたいだろう…?
じゃあ…みほも…おじさんにしおりを味わわせてよ…。
それなら、「みほと同じ」でしょ?』
悪魔が…再び舞い降りる瞬間。
心底にある思いは違えど…、本音建前は違えど…互いの為に身体を張ったはずだった。
しかし、今回の悪魔は全く別のアプローチをしているのだ…。
そう…、気持ちよくなりたければ、親友を売れ…と。
『見たくはないか…?
あんなにも漏らすほど気持ちよかった快感…、興奮を…しおりが体感すれば…どうなるのか…?
みほの名前を呼びながら…おしっこをどばどばって…漏らすしおり…。
腰をへこへこさせながら…おまんこをおちんちんにこすり付けてくるしおり…。
今よりもっと…もっと…気持ちいいおなにーも…できるかもしれないぞ…?
そんなの…我慢できないよな…?
想像してご覧…、みほ…。
君が本当に求めているものは何だい…?
それとも謝るかい…?おちんちんで気持ちよくなってごめんねしおりって…。
おちんちんのことが頭から離れないの…って。』
柄にもなく長文のメッセージがみほの下へと返っていく。
そんなタイミングを知ってか知らずか…、しおりの音声をぬいぐるみが拾って再生してくる。
「へぇ…そうなんだ…。」
予期せぬタイミングで知ることになるしおりの過去…。
口ぶりから、みほはそのことを知らないようだ…。
みほにとって、おちんちんは気持ちよくなれるもの…。その認識しかない。
そしていまだ拭いきれぬ、しおりへの不信感…、快感、興奮を独り占めしようとしたかもしれないという不信感。
そしてここで、先にしおりはおちんちんを知っていた…、とすれば…?
幸か不幸か、その事実をみほに告げようとしている…。
男はみほへのメッセージをさらに続けることにした。
『もちろん、今すぐ決めることじゃない…少し考えるといい。
おしおきはどこかでしてあげる…、それは約束しようじゃないか…。
ねぇ…おじさんの可愛い可愛い…みほ…。』
そんなやり取りがあることをしおりは夢にも思わない。
しかし、何のいたずらか…しおりの胸の中でぬいぐるみが少し転がり…しおりと視線が絡む。
「ねぇしおり…おちんちん…気持ちよかったの…?」
そんな今後の二人を左右するかもしれないような言葉を、くまくん、は投げかけたような…気がした。
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