連絡を挟んだとはいえ、スイッチの入りきったみほを放置するにしては少し遅くなってしまった。
スマホで時間を確認しながら足早に奥通路…そして、多目的トイレへ向かう。
やはり通路のベンチではない。
確認程度に通りすがった通路をそのまま通り過ぎるとたどり着いたのは前回より少し薄暗く感じる多目的トイレ。
照明を少し落としているのか、規則的に点灯している照明の配置から、切れているのではなく落としていることが想像できる。
それだけ利用者も少ない、ということだろうか…これはこれで都合がいい。
コンコンコン…コンコン…コンコンコン…。
普通に考えれば不自然なノック。
しかし数秒の沈黙の後、鍵が開く…わけではなく、ノックが返ってきた。
例によって留め具の設置が甘い扉は、少しの隙間が空いている。
その奥に見えるのはみほの姿…。鍵はしまっていなかったのか…と思いながら扉を開けようと指先を隙間に差し込んで扉の縁を握ろうとすると。
-ん…?-
不意に指先を包む生暖かい感触…ねっとりとしたその感触に包まれ、その中で生き物のようなぬめりを帯びたそれに舐めまわされている感覚を覚える。
少し上からのぞき込むと、隙間に密着した形で舌先を伸ばし、指先に絡みついているみほの姿。
その変態的な行動…、そう、厭らしい…えっち…恥ずかしい…などではない。
変態的な行動…、隙間に舌先だけを伸ばし…伸びる指先を舐めまわす、変態的な行動だ。
しばらく好きに舐めしゃぶらせていると、みほがしゃぶりながら言葉を紡ぐ。
-舌だけでイカせろ…?-
異常な変態行動への欲求か…。
従う一辺倒だったみほが、まさかのこちらへ要求してくるという流れに少し驚きながらもにやりと笑みを浮かべる。
興奮と快感に震えるみほの言葉に言葉を返すことはせず…男の行動は変わっていく。
ぬるっと舐めまわしてくる舌先を、二本の指が摘まみその舌先をまるで男性器の自慰行為を模すかのように扱く。
ゆっくりと強く…滑らかに…早く、唾液を啜る間も与えないように唇を開かせたまま、舌先を犯すように扱いていく。
そして溢れる唾液が余計に指先にまとわりついてくるのを感じると、ぐっと喉元を探るように指先二本を押し込んでいく。
嘔吐感を感じるか感じないかの絶妙な距離感…、扉の厚みがなければ確実に喉奥に突き刺さったかもしれない位置で指先が蠢く。
舌先を射精させるかのように扱いたかと思えば、喉奥をまるで雌穴を犯すようにかき回すその指先。
みほの様子を確認しながらも、そこから後ずさろうとはしないみほに気をよくすると
身体ではなく、舌先を摘まみ…ぐっと手前に引く。
ガチャン…と音が聞こえるほどに、みほの身体はこれでもかというほど扉に密着し、限界まで舌先を隙間に差し込む形。
隙間に指先を差し込み…「イカせてやるスタンス」から、「イカせてもらうために必死に舌を晒す変態」へと立ち位置を変えさせるように。
とはいえ、扉も薄くはない。
伸ばした舌も、先端がかろうじて顔を出す程度。
快感を耐えるというよりは…どれだけ自分が変態的な行為を晒しているかを自覚させるのかが目的のような行為だった。
跡が付きそうなほどに隙間に顔を押し付けさせ、きゅっと摘まんだ舌先を強く引くことで離れることなど許さない。
その行為は、先ほどまでとは違い、立場を理解させるための躾…調教のようにも感じる。
露出したままの舌は外気に晒されひんやりと、状況を自覚させる。
その体勢が呼吸を困難にさせ…言葉を紡ぐことも容易ではない。
そんな舌先を撫でまわしていた人差し指と中指…そこへ親指を投入し三本の指でしっかりと少女の舌肉を摘まむ。
痛い…ほどではないだろうが、つらさは感じさせるアプローチ。
軽はずみな行動に出た罰とでもいうかのように。
辛い体勢で舌先に意識を集中させれば、不意を衝くように反対の手が密着した体の下半身に反対の指先が挿入される。
上の穴から伸びる馬鹿な舌先を躾けながら、下の穴は雌を自覚させるようにごつごつした指で弄られる。
まさか、男に割れ目を弄られる最初の時が、トイレの扉を挟んでのことになるとは思ってもいないだろう。
ぐちゅ、ぐちゅと素早くはないものの、強く肉芽を擦りつけながら、男の指の第二関節程度までが挿入される程度の焦らしにしかならない愛撫。
徐々に速度の上がっていく男の指先…時間にして数分…おもむろに男は口を開き
「大人をからかっちゃいけないな…。
イカせてくれなきゃ開けない…?いいぞ…?じゃあ…。
イクまで離れるんじゃないぞ…?あんまり調子に乗るのは…よくないねぇ…。」
股間に下着の感触はなかった。
脱いだ下着は袋に入れたままなのだろう…かすかに触れることのできる人差し指と薬指が器用に割れ目を左右に開き、間に位置する中指が今までにない速度で肉芽を上下に弾く。
優しく擦る…のではなく、ぴん、ぴんと纏う淫汁を弾けさせるほどに強くはじいた。
「せっかくだ…。イクまでじゃなく…漏らすまで…にしようじゃないか…なぁ?みほ…ちゃん…?」
諭すような口ぶりで少女を洗脳するような手口を再三続けてきた男は、少しずつ変貌する。
変態的な部分を煽るように…如何に惨めな女になり下がっていくかを自覚させるように、にやりと笑って。
指先は肉芽を何度も弾く…赤く充血し、固く勃起していく肉芽。
淫汁を止め処なく溢れさせ、内ももはどろどろに液体が滴っている。
反対に外気に晒され続け、辛さが勝ち始める舌先…。
苦痛と快感の両方を同時に浴びせながら…さらに指先の動きは加速し、割れ目を開くために動いていた中指が侵入…尿道口を擦り始め…肉芽と尿道口の同時責めが加速していく。
「ほら…つらいかい…?気持ちいいかい…?
どうしようねぇ?ここでやめたら、イカせてないから扉は開かないんだろう…?
じゃあおじさん…帰るけどなぁ…?」
揚げ足を取りながら、指先が執拗に動き続ける。
「ほら、ほらほらほら…イカなきゃ…イカなきゃおじさん…帰っちゃうよ?みほ…いいのかい…?」
イクのが先か…、耐えきれず解錠の為に指が動いてしまうのか…。
どっちを選んでも、みほを待つのはまるで奴隷に堕ちるかのような奈落のみで…。
【ありがとうございます。
描写の内容…、文章量…。
真面目に考えてくださっているのは十分伝わりますよ…?
それこそ、ふざけてそんなことが書けるなら…一周回って天才じゃないかと思います。
恥ずかしながら、私の場合文章量自体はこの程度ではありますが内容を考えながら作っていると、平気で1時間くらいかかってしまっています。
だからこそお待たせすることも多く、申し訳ないなとは思っているのですが…。
他の方とも楽しまれているようで、それはそれでちょっとホッとしています。
ずっと待たせているって思うと、申し訳なさが勝っちゃうので(笑)
でも、それを見ていると…私の描写は物足りないことが多いんだなというのはちょっと理解できました。
なので少しずつ内容もテコ入れしていこうかなって思います。
貴女のおなにーが、もっと捗るように…ね。
徐々に具体的な内容で晒してくださっているのがいつも楽しみでなりません…。
もっともっと知りたい、欲が止まりませんね…。
もっともっと生々しく…もっともっと現実的な。】
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