都合の良い方に転んでくれた。
まるで痴漢被害者が助かることよりも痴漢されているという事実を隠したい心理の様。
どっちを選んだとしても、同じこと…だとは思っていたが、恥ずかしい事実を母親にさらけ出すことになっても帰ってきてほしい…それを選ばれることはあまり都合がよくなかった。
なぜなら、帰ってくるための行動をしなければいけないからだ。
誤魔化しながら引き延ばすことはできる、しかし、ここへきて盗撮された動画を隠したいよりも母の帰りを願うという理性的な判断ができてしまったことを考えると、いつまでも誤魔化しがきかなくなるのは想像が難しくない。
「もちろん、かまわないよ…?
佳奈がそうして欲しいと…そう言うならパパは…佳奈の言うとおりにしてあげる。
ママは…、
もう少し戻らなくていい…。
そう言うことでいいね…?佳奈、ちゃん…。」
改めて自覚させるのは、佳奈が自ら母親の帰宅の先延ばしを望んだということ。
そう、まだしばらく佳奈を…娘の心と体を弄べる…愛せるだけでなく、この瞬間…。
父親が意図的に母親を昏睡状態に至らしめたことを知ったにもかかわらず、その状況を娘も許容した…受け入れた、事を意味した。
そう言葉をかけた後、しばらく佳奈をそのまま好きなようにさせてみる。
もともと頭の良い子ではあった、1回言われたことはある程度言われた通りにできる。
それはこの場でも同じだった。
陰嚢に這わせる舌先、陰嚢の付け根は女性の乳房の下側同様に汗がたまりがちになる。
普段皮をかぶったカリ首回りは男性器で最も匂いが強く…、次いできつい匂いを放つのはこの陰嚢の付け根であった。
鼻腔にはきつい匂いが充満している事だろう…すぐ傍には尻穴も存在している。
性的な行為…というよりもむしろ変態的な行為を娘に強いている興奮…快感は一入。
驚くほどに先端からは先走りが、文字通り溢れるほどに垂れ流されていく。
ほどなくして、娘の小さな唇に覆われる亀頭部。
そして少しずつ飲み込まれ、温かい口内のぬめりに包まれる。
「は…ぁ…。」
拙く、ぎこちないながらにも押し寄せる快感に息が漏れる。
そして何よりも、指示以上の行動を取る娘の少しずつの変化への高揚感が凄まじかった。
無意識だろうか…ジャージを緩め…胸元を弄るように自ら刺激を始める佳奈。
-はぁ…佳奈…素晴らしい…。
やはり私が見込んだ女だ…、私の目に狂いはなかった…。-
溢れる高揚感…。
薬の効果もあるだろう…、しかしまさに今の佳奈の行動は、父の前で痴態を晒していることに他ならない。
そのまま快感に流されるようにシャツの中に手が入っていく佳奈…と、視線が絡む。
我に返ったように一度口元が離れれば、唾液をまき散らしながらも、弁明の言葉…。
「あぁ、そうだ…。佳奈の意志じゃない。
パパが薬を使ったんだ…、佳奈が…君がエッチになるようにね…。
だから、佳奈がえっちになったわけじゃ…ないんだよ…?
さぁ、続けなさい…。」
答えを待つよりも先に、今度はこちらが亀頭を佳奈の唇にこすり付ける。
もちろん無理やりにねじ込みはしない。
力なく拒むのをあきらめるタイミングを見計らってゆっくりと腰を推し進める。
少し佳奈の頭に手を添え、少し腰を押し付ける、少し口内でモノを跳ねさせ、少し腰を前後させる。
そう、少し…少しずつ娘の口を性処理の道具のように…少しずつ…理性を砕くように。
あえて視線は上を向き…、もし佳奈が自慰を、胸への愛撫を再開したとしても、みていないからね…とでもいうかのよう。
まだまだ始まったばかりの父娘の戯れ…。
床に染みた体液がくちゃり、くちゃりと…その行為を助長するように響き渡る。
【そう言っていただけて良かった、描いた甲斐がありました。
あんまり意識してなかったですけど…。
確かに、描きたくなるって思っていただけるようなイメができているって嬉しい物ですね。
踊らされてるなんて言わないでくださいよ…でも、リアルが少し影響を受けている感じなら…嬉しいですね。
勝手に設定じみたものを盛り込んでしまい、恐縮です。
先々のことをあまり深く考えずその場の勢いで描いてしまった感もあるので、伏線回収みたいなものがちゃんとできるといいなって思います。
おそらく後付けのご都合になりそうですけど…。
こちらこそ、何時も丁寧な描写をありがとうございます。
これからもお喜びいただけるような描写ができるようにがんばりますね。】
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