しかし、改めて気づかされる…それは無理なのだと。
亡くなったのは最近の話ではない…、10年だ…10年も前のことだ…。
しかも、父親のことは全く記憶にない、そう母親からは聞いている。
「なのに…、こうして、何か大事なことが起きれば、お前は勝手に佳奈の前に現れる…。
顔もわからないお前が…邪魔だ…。」
改めて佳奈に視線を戻せば、かわいらしく寝息を立てているその顔が目に入り…。
考えが変わった。
「もう…パパはあきらめよう…。
佳奈にとって…、特別な…存在でありさえすれば…。
見てろ…お前ができないことを…俺がやってやる…。さっさと死んだことを…後悔しながらずっと見ていればいいさ…。」
小さな佳奈の身体を抱き起し、リクライニング式のソファの背もたれを倒せばその上に寝かせる。
オーバーサイズのシャツをゆっくりと捲り上げれば、可愛らしい綿のショーツ。
「こんなこと…できないだろう…?」
いつしか、佳奈の中で生き続ける亡き実父に嫉妬心をいただきながら、下着越しの割れ目にゆっくりと指を這わせる。
優しく揉むように…、少しずつ足を広げさせながら。
腰に手を回し、身体を持ち上げると、そのままシャツを上半身の方までめくり上げると、臍から下は丸見えの状態に。
「はぁ…はぁ…佳奈…。」
ベルトのバックルを外し、ジッパーを下げると、トランクス越しに膨らんだ股間があらわになり、その隙間から固く反り返った肉棒があらわになる。
先端からは透明な汁が粒だっており、それがその瞬間、とろっとカリ首に向かって垂れる。
竿を左手で握りながら、上下に扱き…体をかがめていくと
「ん…ふぅ…佳奈…。」
娘の股間に鼻先をうずめ、割れ目を鼻先で愛撫するように顔面を上下させながら、激しく股間に纏う香りを鼻腔に…肺へと吸い込んでいく。
何か行動するたびに、とろっと垂れる欲望の先走りが、くち、くちと徐々に卑猥な水音を奏で始めた。
意識のない娘の前で、壊れた理性。
暗く…長い、夜が始まった。
【補足ありがとうございます。全く問題ありません。
補足に絡む内容で描写を織り交ぜましたが、どうでしょうか…。
ちょっと暗いかな…、バランスが難しく…、ご意見をお聞かせください。
あと、理想は夜が明けるところまで行きたかったのですが、長くなり過ぎました。
暗い夜、少しお付き合いください。】
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