はぃ…(口に押し込まれたカプセルを舌で絡め取り、なんの抵抗もなく、喉の奥に口内の唾液とともに流し込む)
ハァ…ハァ…(虚ろな表情で時折ピクンとッ体が反応しながらも)
ハァ……ハァ……
(自分の雑で拙い愛撫とは違った優しい愛撫に呼吸も落ち着き始め)
……………スー…スー(やがて眠りに落ちていく…も、時折ピクンとッ体だけが反応している)
(どれ位の時間がたったのだろう?ようやく目覚めると、ソファーの上に横たわり、ブランケットが掛けられていた)
お父さん?(首を横に向けるとノートパソコンに向い仕事?をしている義父の姿が目に入り、ブランケットにくるまりゆっくりとソファーに座り)
ねぇ…お父さん…私何かおかしぃ?(義父がこちらに気づくと同時に)
何だか躰が熱くなっちゃって…睡魔が襲ってきて…夢の中で…うなされて…(自分の体の異常さに怯え)
夢から覚めることができなくて…それから…それから…(ゆっくりと記憶を辿るように額に手をやると解熱シートが貼ってあり義父が佳奈を心配していた事が理解できる)
※元投稿はこちら >>