「ん…っ、ん…、…?ちゅっ、んん…。」
(喉でイく…って、不可能では…?果たしてそんなことあり得るのでしょうか…。しかし、アレクが仰るのなら…。)
普段から食事や呼吸で使用している喉で快楽を得るなど想像もつかず、少し疑問に思いながらも口にペニスを含んだまま頷く。
イく際の溜め込んだ快感が爆発するような感覚はクセになりそうなものであり、まだ知らないことがあるなら感じてみたいと…
「ぁむ…っ、んっ、は…む…っ」
少し奥まで口に入れ、一呼吸おいてまた奥へ。
言われるがままに飲み込もうとしてみるが、普段大声を出すこともないサリーナの喉は小さく、ようやく7割ほどが収まった程度。
自力ではここまでが精一杯で、アレクにとっては焦らされているようなもの。
サリーナの頭にアレクの大きな手が添えられ…
「ん゛ぅ゛ッ!!んっ、ふ゛ッ!!んんん゛ッー!!」
(呼吸が…、苦し…っ、嫌…っ、し、死ぬ…?)
小さく閉じた喉が無理やりこじ開けられ、喉奥、食堂までペニスが入り込む。
同時に気道も塞がり、酸素を取り込むことは不可能。
異物が入り込む苦しみに、カタンッと音を立てて両手の玩具を落としてしまう。
震える両手でアレクの腰にしがみつき、条件反射のように逃げようと頭に力を入れてしまうが、添えられたアレクの両手がそれを許さない。
10数秒程度の時間だったが、サリーナにはゆっくりと2倍、3倍に感じた。
「ゲホッ、ゲホゲホッ!!ゲェ…ッ!!」
やっとペニスが引き抜かれると、その場で激しく咳き込み、咽せる。
大きく口を開けて酸素を取り込み、ゆっくり呼吸を整える。
その間、頭を撫でられ、優しい声色でアレクに宥められた
「はぁ…っ、はあ…っ。く、苦しかったです…。この先に喉でイく、女の快楽があるのですね…。」
口元についた大量のヨダレを手の甲で拭い、汗で張り付き、乱れた前髪を指で整え直す。
そういった所作の傍ら、サリーナの股間からは、これまでとは異なる透明な透き通る愛液ではなく、より濃い白濁としたものが垂れていることをアレクが発見する。
『奥まで口に入れた時、どうでしたか?』とのアレクの質問に
「…怖かったです…。息ができなくて、苦しくて…、死んじゃうかもって思った時、イく時のような、お腹がぎゅって締まる感じがして、ちょっと変でした。…あっ、でも、アレクがいるから怖いといっても、安心はありましたよ…?」
呼吸ができなくなり、死を意識した身体は種を残そうと必死になる。
病弱で、死の危険を何度も経験したサリーナの身体はそれが顕著だった。
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