了解しました。
ベッドに横になっている時間が多いため手足は細く…て大丈夫なのですが、ゆっくりならば一人で屋敷の中や庭くらいは歩け、トイレやお風呂は一人でも出来るくらいがいいかと思うのですが…全てを世話するとなると男をつけるのは不自然かと…
お返事を待っている間に書いていました。
置きにして頂いたほうごコチラも助かります。どうしてもレスできない日もあるかと思うので、1日1レスは…と義務感を持たずにゆっくりと進めて行きましょう。
何かあれば、その都度ご相談したいと思いますので…
(くそっ!いつまでこんな片田舎で病弱の娘の世話をしなくちゃならねぇんだ…)
サリーナをベッドに寝かせ部屋を片づけるアレクは、心のなかで吐き捨てるように呟いた。
父親の雇い主であるサリーナのお父上の命で辺境の地にある屋敷に来てはや1年…名目は病気の娘の養生となってはいるが、伝染るかもと噂のある病気の娘を世間の目から隠すためのものなのは明らかだ。
実際のところは、サリーナのお父上は娘を深く愛しており手元に置いておくつもりだったようだが、一族からの突き上げで仕方なく娘を辺境の地へと送ったのだった。
愛する娘の世話係にアレクを指名したのは、若い頃の罪を悔い改心したと信じたためであったが、当のアレクはサリーナのお父上に対して恨みを抱いていた。そして毎日くり返される退屈な日々にも飽き飽きしていたのだ。
「ではサリーナ様…何かありましたら呼び鈴でお知らせください…」
アレクは、そんな不満を顔には出さずサリーナに一礼をし部屋を出ようとした。
だが呼び止められ、サリーナの口から出た言葉に一瞬耳を疑った。
「えっ?あ、あの…サ、サリーナ様…そ、そのようなことを仰ってはいけません…ご病気でお気持ちが弱くなられているのでしょうが、私のような下賤の者にそのようなことは…」
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