「すぅ…、すぅ…っ、ん…」
馬車で走り回ったアレクの腕の中で、アレクよりも先に眠りにつくサリーナ。
初めてのことばかりを体験し、思っているよりも疲れが来てしまい、深く眠りについた。
「……んぅ、ぅ、ふぁ…ぁっ、ん…、朝…?」
モゾモゾ動き、軽く伸びながら大きくあくびをする。アレクは起きていないと思い、そっとベッドから這い出た。
(アレクが寝てる間に、妻の務めを果たさないと…。確か、昨日したみたいに口で…。きゃ…っ、昨夜より大きい…?こんなに大きく、痛そうな膨らみ方するのね…)
優しくシーツを剥がすと、血管が浮き出るほど勃起したペニスが顔を出す。
「スン…、スンスン…。ん…っ、スンスン…。」
(やっぱり濃厚な獣臭…ではないけど、野生っぽい、ワイルドな香り…?生臭いけれど、どうもクセになりそうな…)
アレクが眠っていると勘違いし、昨日気になっていた匂いや感触を確かめる。病弱な身体とは真反対な、健康で生命の力溢れるペニスに興味津々で、何度も指で突いてみたり、間近でじっくり観察していた。
「……ひゃっ!?び、びっくりしました…っ、痙攣…?もするのですね…。じゃあ、そろそろ…。」
アレクの方を見つめて様子を確認し、パクッと小さな口で亀頭を咥える。
舌で舐め、頬肉でペニスを挟み、昨夜のように一生懸命口淫する。歯が何度かペニスに当たり、お世辞にも上手いとは言えないフェラチオ。しかし、表情はやはり真剣そのものだった。
(アレクが…、アソコを触ったり舐めたりしていた時、内臓が蕩けるような、ゾワゾワした気持ちよさがありました…。イく、ということらしいけれど、力が抜ける変な感じで…。)
チラチラと何度も目線をアレクの顔に向け、眠っていることを確認する。そして、右手を自分の股間に持っていき、自らの割れ目に指を這わせる。
しかし、女泣かせのアレクだからこそイかせられたものであり、未開発の性感では、ただ触るだけのサリーナの手つきでは快楽は感じない。
(……?全然昨夜とは違います…。夫、殿方に触られることが大事なのでしょうか…?)
「ちゅっ、ん…っ、ジュル…っ」
使用人のペニスを主人が咥えて奉仕し、自らの股間を弄る異様な光景だったが、窓から朝日が差し込み、金の髪が一層輝いて、まさしく神々しい女神のような姿にも見えた。
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