「はい…、匂いは独特ですが、嫌いではないです…。野生を感じるような、生命の力を感じて、クセになりそうな不思議な感覚です…。」
綺麗に精飲し、頭を撫でられながら淡々と精液の匂いについて感想を述べる。
サリーナは治療の一環と思い込んでいるため全て飲み込めたが味はお世辞にも美味しいというものでもなく、娼婦でもNGにしているケースがあるほど。
今も口内の残る苦く臭い後味が尾を引き、今にも口を濯ぎたかった。
「はい…、妻の務めとあれば…。お父様が用意してくださったこのベッドも一人では広すぎるほどですし。それに、アレクが側にいてくれるなら安心ですしね…、うふふっ」
アレクのでまかせにも素直に頷き、思案することなく快諾する。
男女で寝所を共にするということは通常尋常ではないことだとしても、この世間知らずの令嬢は知らなかった。
(朝からあのような…、あれはアレクは痛くないのでしょうか?血管が浮いていて、苦しそうで…。先ほどのように口に含んで差し上げれば、幾分か楽になるのかも…。)
「…わっ。まだこんなに…、殿方は大変なのですね…。明日の朝はアレクの御指示が無い中でやらなくてはいけないかもしれないですし、もう一度やってみましょう…。」
精液や唾液で濡れたペニスはまだまだ硬くいきりたっており、苦しそうにビクビク蠢いている。
子種を吐き出した後は平常に戻ると思っていたが、全く変わらないその様子に驚き、慣れてきたこともあり、躊躇いなく、先ほどのように亀頭を口で咥える。
「ん…っ、んんっ、ぇろ…っ、ん…っ」
ペニスに纏わり付いた精液、もとい薬を舐め取り、吸い付くように唇を窄め、ちらちら上目遣いでアレクの顔を見つめた。
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