(お母様もお父様にこのようなことをしていたのでしょうか…。)
くぽ、くぽ、と音を立てながら亀頭を口に含んで、唇で扱くように頭を動かす。
愛する父と母のこのような光景を頭に浮かべるが、どうも行為に至っている姿は想像できなかった。
「んっ、んっ、ぅ、ん…っ、んんっ」
(イく?どこに…って、そういえば、先ほどの私の時みたいなことでしたね…。電撃を受けたような、ビクビクっという不思議な感覚…。男性の場合だと、それによって子種が出るのでしょうか…?なんとも不可思議な…。)
イく、とのアレクの言葉。チラッとアレクの表情を伺うと、顔を歪めて痛がっているようにも見えた。声をかけようかとも思ったが、後頭部をアレクに抑え込まれ、口内に熱い液体が放出される。
「ん゛っ!?ん…っ、んん゛っ!」
(熱…っ!?な、子種の液体が、まだ出るの…っ?匂いもキツい、獣のような…。)
ドクンっドクンっと脈打つペニスから精液が口内に注がれ、言いつけ通りに零さないように唇でしっかり咥えたまま受け止める。
長い射精が終わり、固まったサリーナの口からペニスが引き抜かれた。
「ん、んん…っ、ぅん…。」
ぷくっと口を膨らませた小動物のような仕草は可愛らしいが、その中にはザーメンが詰まっており、唇の端には縮毛すら付着している。
アレクのでまかせに素直に頷き、口内の精液を舌とほお肉を使って攪拌していく。
(うぅ、不味い、苦い、臭い…。しかし、良薬は口に苦し、とも言いますが、昨日も嗅いだ通り、野生感溢れる…、この独特な香りは何ともクセになりそうで…。)
グチュグチュ…、音を立てて精液を口内で混ぜ合わせるサリーナ。精液の香りが鼻腔を擽り、そんなイカ臭い特有の香りに、表情が少し蕩けたような、そんな風にアレクから見えた。
「ん、んぁ、ぁー…」
(口内のものを見せるなど…、少々はしたないですね…。)
アレクの言う通りに口を大きく開き、泡立った、唾と混ざり合ってドロドロになったザーメンを見せつけた。
上品で、気品あふれる普段のサリーナとは全く真逆な姿。
アレクの許しが出ると、口と目を閉じ、ゆっくり喉を鳴らして、何回かに分け、大量の精液を喉に通した。
「ごく…っ、ん…、んくっ…、ごく…っ。…、はぁ、はぁ…っ、やっと飲み終えました…。妻らしく、できていましたでしょうか…?味は不味く、少し苦手ですが、匂いは何とも不思議で、気になる香りなのですね…。…ケプッ、ぅ、す、す、すみません…っ、私ったら、や、やだっ、恥ずかしい…っ」
唾や空気と混じり合わせた精液を飲み込んだため、空気が漏れ出てしまい、小さなゲップが溢れてしまった。
新鮮な羞恥を見せ、両手で顔を覆って恥ずかしがるサリーナだったが、娼婦ですら避けるような男を悦ばせるためだけの淫らな下着に身を包み、男根を咥えて精液を飲み干した直後のこの仕草は、アレクからしたら失笑ものであった。
「アレク…、本当にありがとうございます。こんな私に付き従ってくださり、わがままさえも聞いてくださり…。アレクと共であったことが幸いでした…。」
アレクに弄ばれていることなど露知らず、簡単な性行為をしたことによる本能もあってか、アレクに対する親愛が悩みを打ち明ける前よりも深まっていっていた。
お返しできる時が少なくて申し訳ないですが、よろしくお願いします…。
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