「ん…っ、れぇ…ろ…っ」
ペニスを濡らす我慢汁を舌で舐め取り、躊躇いなく口の中に入れる。
サリーナからすれば呪いたいほど苦しめられている自身の病を治療する薬になるかもしれないものに見えており、意欲的にキャンディーを舐めるように汁を舐め出した。
(匂いはクラクラするような、子種に似た匂い…。味もしょっぱい、美味しくないけど…、これが病気に効く可能性があるのなら…)
ベロベロ、チロチロと舌を使ってペニスを刺激する様は、まるで小動物のようで。
サリーナは治療目的だが、その表情を見つめるアレクからはサリーナの変化について気がついていた。
「ぁ…、た、確かに…。私のベッドですし、汚れてしまうのは困るかも…。……く、口で…っ?」
シーツを汚しては行けない、子種を無駄にはできない、という話を小さく頷いて納得していたが、口で咥えるよう促されると、さすがに驚きの声をあげてしまった。
(小水する部位…、とはいえ、アレクは先ほど湯を浴びていたし、何より私の汚らわしいところも舐めてくださいました…。夫がしたことを妻ができないなど、許されることではないでしょう…。)
アレクが率先してサリーナの性器を舐め、クンニしたことが功を奏し、割とすんなりとアレクの言い分を受け入れた。
長く垂れて輝く金の髪を耳にかきあげ、サリーナなりに目一杯口を開いて亀頭を咥え込む。
「んっ、ん…っ、んっ、んっ」
小さな口に含んだペニスを舌で舐めつつ、一生懸命口を窄めて、アレクに言われた通りに上下に動く。
ペニスは半分ほども咥えてなく、亀頭をやっと口に含めている程度。
拙い舌遣いも女慣れしているアレクからしたら退屈なものだったが、身分違いどころか、今まさに仕えている相手がフェラチオしていると思うと、征服欲を掻き立てられるだろう。
(もっと深く咥えるってこと…?妻ってこんなに大変なのね…。もう少し奥まで…。)
「んっ、ん゛ぐ…っ、ぅ、ん…っ」
口をより大きく開き、力を入れてより咥え込もうとするが、それでも先ほどより少し飲み込んだ程度。
上手にできてるか、妻らしくできているか、チラチラアレクを見ながら懸命に拙い口淫を続けた。
【遅くなってしまい申し訳ありません。どうか気長にお付き合いください…涙】
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