自分自身の身体の反応に戸惑ったサリーナだったが、アレクから病気のせいではないと説明されると疑問を感じながらも頷くしかない。
自分の意思とは関係なく勝手に身体が跳ねることが怖いからとアレクに手を握って欲しいというサリーナだった。
(やめるわけないよな…クククッ…)
ニヤニヤとした顔のアレクの表情に気づくこともなく、サリーナはアレクの手を握りしめギユッと目を閉じた。
サリーナの股間へと滑り込んだ手は、容赦なくサリーナの最も敏感な部分を刺激する…指先でクルクルと円を描くように尖ったクリトリスを捏ねくりまわした。
ものの数分でサリーナの漏らす声色が変わり悲鳴に近い声を上げる…
アレクの手を握る手にこれまでにないくらいに力が入り、腰が浮くほどに身体を反り返した…サリーナは生まれて初めて気をやったのだ。
「サリーナ様…何も考えられないほど…頭が真っ白になるほど気持ちよかったのではありませんか?今のが「イく」というものです…夫婦となったものだけが得る事のできる感覚です…サリーナ様は今、それを…」
潤んだ目でアレクを見つめるサリーナは、「今のがイく…というものなのてすね…あんな感覚は…初めててす…」と絶頂の余韻の中にいた。
「慣れていけば…もっともっと気持ちよく感じるはずです…でも…これからはイく時はちゃんと私に分かるよう言葉に出して教えてください…それが礼儀ですから…」
サリーナは気をやった余韻に浸りなからもアレクの言葉に頷いた。
(さてと…次はオレの番だな…たが尻穴が使えるまでは口のほうで済ませるしかないし…娼婦顔負けのフェラテクを仕込んでやるとするか…)
「サリーナ様…少しは落ち着かれましたか?もし落ち着かれたなら…今度はサリーナ様が私に…私が今サリーナ様にしたように私の身体を…」
アレクの胸元にしなだれかかっていてサリーナは身体を起こすと小さく頷き、アレクに唇を重ねた…
まだまだお忙しいみたいですが、とりあえずお疲れ様でした。
無理のないようにしてくださいね。
正直なところ、もう戻ってこられないのかも…と思っていました。
戻ってきてくれて、ありがとう。
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