「ん…っ、ちゅ…っ、ん…、…はい。お付き合いありがとうございました…。アレクもお疲れ様でした。」
正座して勃起ペニスに潜り込んで、何度も柔らかい唇を押し付け、労いの念を送る。
垂れる長い髪を指でかきあげ、サリーナなりに一生懸命キスし続けた。
ようやく終わりが告げられると、心底ホッとしてどっと疲れが来た。
(悩みも一つ解決しましたし、今日はぐっすり眠れそう…。)
女の悦びが知りたいという好奇心をアレクに打ち明けるかどうか、ここ暫く悩んでいたサリーナ。婚姻の儀式、初夜の儀式と疲れが来たのもあり、身体が少し気怠く感じる。
「は、はい…。お恥ずかしながら、子の成し方が分からず…。どのようにして人間は誕生するのでしょう。」
タイルの上に正座したまま、アレクを見上げる。
ようやく儀式を終えたこともあり、雑談のような気持ちでアレクの説明を聞く。
「卵…、それは女性が皆持っているものなのですね…。して、赤ちゃんの種とは…?」
アレクの説明では理解ができず、小首を傾げながら一生懸命考えてみる。
しかし、やはり鳥類の卵や植物の種子など、言葉通りのものしか思い浮かばず、ピンとこない。
「はい…、その、正直よくわかりません…。に、握ればいいのですか…?もっとしっかり握って…、えっと、こ、こう…?」
先ほどまで何度も口付けたペニスを右手で握る。
優しく包むように触れるが、もっと強く握るように指示され、戸惑いながらゆっくり手の平を滑らせて、扱き始める。
「痛かったら言ってくださいね…?っ、え、ええっ!?つ、唾を…っ!?汚いですし、不潔ですよ…?そ、そういうものなのですか?」
あまりにも拙い手つきではあるが、しゅっしゅっと上下に擦り上げる。
唾を垂らすように言われるが、人前でそのような下品なことはしたことがなく、バスタブに足をあげて股を開いたときより強く拒絶したが、「キスをする夫婦間では唾液は汚くないものまし、こうしないと滑りが悪い」と諭され、立ち膝になってペニスの上から口内の唾液を渋々垂らす。
「ん…。汚いと思いますが…、これでよろしいのですね。…その、だ、男性器をこうして、その、擦ったりするのは妻の役目なのですか…?」
唾を垂らして右手で全体に馴染ませ、また扱き始める。
カウパーの生臭い匂いとサリーナの甘ったるい唾液の匂いが混ざり、独特な香りが浴場に広がる。
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