(うぅ…、照明も明るいし…、アレクは恥ずかしくないの…?)
両手を使ってなんとか身体を隠そうとするが、細腕ではどうにも隠しきれない。
浴場も転倒防止のために明るく、余計羞恥を煽られる。
恥ずかしそうに佇むサリーナとは対照的に、アレクは全く身体を隠さず、嫌でも男性器が目に入ってしまう。
(あれが、男性の…?あんなに大きくて張っているものなのでしょうか…。普段の様子からはあまり考えられませんが…。)
硬く怒張したペニスを見るが、普段のアレクを思い返してみても、そんな様子だったらズボンを履けないはず。初めて見る勃起した男性器に内心困惑しつつ、肩を抱かれて浴場内により足を踏み入れた。
「…アレクは筋肉が素晴らしいのですね。いつも力仕事をありがとうございます。普段から世話になりっぱなしですね…。ふふっ、こうして裸になってみないとわからないこともあるのですね。」
アレクの健康的な身体を見て、普段の感謝を告げる。湯船に浸かり、温まったことで少し緊張が解け、笑顔も戻り始めた。
サリーナはお互いのことを深く知り、隠し事を無くすという夫婦の儀式であると考えているが、騙されていることに到底気が付かない。
そのため、両手で隠すことを咎められると、少し黙って、隠す両手をゆっくり身体からどけた。
「その、本当に恥ずかしいので、あまり見ないでくださいね…。幼い頃にお父様と湯に浸かった以来で…。」
解けてきた緊張も再び強まり、顔を赤くして俯いた。今にも両手を使って身体を隠したいが、握り拳を作って羞恥に耐えた
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