「…わかりました、なんでも協力いたしますから、獣人のみんなには手荒な真似はしないでください…。酷い扱いをしたなら、私は皆さんを許しません。」
クリスティア家…、その昔王国の建国の際、大きな働きをしたと言われる、由緒正しい家柄。だからこそ、リズベットの獣人保護活動もアンタッチャブルとして、見逃されてきたのだが…。獣人解放戦線の過激なテロ行為と比例するように、権力を増す憲兵団の前では無力であった。
屹然とした態度を見せるが、若い女当主が凄んだところで、大義名分を手にした憲兵団は怖くもなんともなく、淡々と獣人を見つけ出しては、屋敷から連れ出していく。
(…、アルの逮捕状…。アルはやはり獣人解放戦線だったのかしら…。アルには悪いけれど、知っていることは全部話して協力姿勢を見せないと不味そうね…。とにかく、私がちゃんとしないと皆んなを守れないわ。しっかりしないと…)
額に汗をかきつつも、努めて冷静に、この後のことを思案するリズベット。ロナウド達はリズベットを解放する気などないとも知らず…。
「ロ、ロナウド様と少し話をさせてください
っ。これはきっと何かの手違いで…っ!」
手錠をつけられて連行されるシオンは、焦りながら憲兵に懇願するが、当然その要求は通らず、檻のついた馬車に放り込まれてしまった。
【お疲れ様です。うーん、これはちょっと面倒くさいですね…。今まで溜めて溜めて書き込んでたのですが、私のようなやり方だと、小出しにした方が良いのかも…。】
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