逃げ出したアルを自分の手で捕らえ報復をしたいと思いなからも、被害を受けたリズベット本人は全くといってアルのしたことには気づいてはいない。
鼻の利くシオンだけがそのことに気づいているため、アルを追うには事の真相を明らかにしなくてはならない…
それができないためシオンはロナウドの力を借りることにしたのだ。
これはシオンがロナウドを信頼しての事だったが、シオンはロナウドの罠にまんまと嵌る事になる…
ロナウドと面会をしてシオンは、、アルが持っていたナイフを差し出した。それは解放戦線のメンバーが持つナイフだ。
シオンは、その証拠でアルひとりを逮捕処罰してもらうつもりだった。そのナイフがリズベットをはじめ自分たち獣人の運命を変えてしまうとは夢にも思わず…
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「門を開けろ!憲兵隊だ!」
シオンがロナウドにナイフを渡した翌朝、大勢の憲兵隊とロナウドかクリスティア家の門前に大挙した。
クリスティア家は騒然となり、リズベットがその対応を余儀なくされた。
(さすがロナウド様…こうも早く動いてくれたとは…)
「アルという者がいるな?そのものをすぐにここへ連れてこい!その者には逮捕状が出ておる!」
アルが逃げ出したことは、シオンからリズベットには伝えており、当然リズベットの返答は「そのアルは、昨日から姿が見えない…」というものであった。
「隠し立てしているのてはないのか?屋敷を捜索させてもらう…それと屋敷て働く獣人たちにも事情聴取をさせてもらう…全員拘束連行する!当主である貴女にも憲兵団までご足労願おう…」
慌てたのはシオンだった…アルひとりを捕まえ処罰してもらうつもりか、自分を初め屋敷で働く獣人たちとリズベットまで憲兵団本部に連行されるのたから…
「ロ、ロナウド様…これはいったい…と、どういうことてすか?」
手錠をかけられ連行されるシオンは、ロナウドににじりより詰め寄ったがロナウドはニヤリとした笑みを浮かべるだけだった…
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