(ああっ、もう…っ、雄臭くてほんと嫌…っ。仕方なしにしてあげているんだから…っ)
メイサとしては嫌々にペニスに舌を伸ばして、咥え込み、口を窄めて口淫を始める。
ぐちゅぐちゅっと水音を激しく鳴らし、口から溢れた涎やカウパーが、大きな胸元の谷間に水溜りを作る。
その様子は側から見ていたリズからすれば、淫乱の色狂いとしか見えなかった。
「んぐっ、んっ、じゅっ、ぶっ、ん…っ、ぅ゛っ!」
アレクがメイサの頭に手をかけ、無理やり頭を前後させ、ペニスを喉の奥まで突っ込む。
メイサの頭は椅子の背もたれに押しつけられ、逃げ場がないまま、喉をボコボコ膨らませながらペニスを受け止める。
明らかに気道は塞がれ、呼吸はできていない。
苦しそうに拘束された手足でもがき、椅子の足が床を引きずり、ガタガタ鳴る程。
口の端から時折ゴボッとえずき汁が溢れ、酸素が欠乏して顔色がみるみるうちに赤くなっていく。
(こ、殺してしまうのでは…?)
あまりに激しいイラマチオに、リズがそっと止めようと近づくが、アレクがペニスを勢いよく引き抜いて、足が止まる。
「ゲホッ、んん゛っ❤︎ぁっ、はぁっ、はぁーっ!!もっとぉ、激しくしてぇ…❤︎」
激しく咳き込みながら、ビクンビクン痙攣し、甘い声を漏らす。
あんなことをされて、メイサは快感を得ていたのだ。
嘘だ、あり得ない。あんな拷問のようなことをされて…。
そう思いたいが、床に勢いよく巻き散らかされた潮がメイサの絶頂を証明している。
床に跳ねてドレスの裾についた染みを見ながら、呆然としてしまった。
そもそも口淫は女が奉仕する行為であって、女側が絶頂するなど聞いたこともない。
そうしていると、メイサの口に再びペニスが突っ込まれ、口内に精液が放出される。
リズも当然性経験はあるし、商人である以上、のしあがるためにはそれなりの経験はある。口内射精は汚らしくて嫌いだが、ぐちゅぐちゅ口の中で撹拌するメイサを見て、目を丸くして驚いた。
(あのメイサが…、なんて下品な…。こんなに人って堕ちるものなのね…。ただの下賤の者と思ったけれど…、意外と恐ろしい男なのかしら…。)
口の中のものを見せ、あまつさえ音を立てて口内で泡立て、喉を鳴らして排泄物を飲み込む。
嫉妬で狂いそうになったあの天使は、娼婦と見間違うほどに堕ちてしまっていた。
(フローレンス家の伝統であるティアラも身につけながらこんな醜態…。この映像で脅せば、一生メイサは私に…、ふふっ、面白いものを見せてもらったわね…)
精液を飲み込んだ証拠を見せようと、舌を垂らして大きく口を開けるメイサ。
その姿を見て、満足げに笑みを浮かべて退室しようとしたが、アレクから黒々としたバイブを渡される。
(は…?えっと、これは…、もしかして私に…?)
思わず受け取ってしまったバイブは、手の中でずっしりと存在感を出している。
少し戸惑ったが、ヌルヌルに蕩けた割れ目を見て、舌なめずりをする。
(別に同性愛者ってわけではないけれど…、メイサほどの女であれば、私だって犯してぐちゃぐちゃにしたいって思ってしまうわ…。美しくて可愛い、私の上に立つ貴女が悪いの…)
無言のままメイサに近づくと、その匂いに眉を顰めてしまう。
臭い、というわけではない。あまりに濃厚な雌のフェロモン。男に獲って喰われるためにいるような存在。
そっと割れ目にバイブの先端をあてがうと、ビクンッとメイサが震えて、ぎゅっと口を一文字に結ぶ。
少し力を入れて押し込むと、ズププ…とゆっくり飲み込まれていく。
小さな割れ目に対して、一般よりも大きめなバイブ。入らないのでは…、と少し思っていたが、呆気ないほど抵抗なくバイブはメイサの体内に入る。緩いというわけではなく、しっかりとバイブは膣に咥え込まれており、おそらく手を離してもそのまま抜けることはないだろう。
「はぁっ、ぁあっ❤︎はぁっ、はぁ…っ、そうよ…っ❤︎いちいち口に出さなくていいからっ、激しく犯してぇっ❤︎」
目の前で愛撫しているのはリズとはつゆ知らず、アレクの問いかけに答えるメイサ。
アレクの言う通り、少し引き抜いて、入り口の付近を擦り上げると、あからさまに身体を捩って嬌声を上げ始める。
バイブを引き抜こうとすると、まるで膣内は真空かのように膣肉が纏わり付いており、男がペニスを突っ込むとしたら…、なるほど、これは名器だとどこか感心してしまった。
「はぁっ、ぁっ、ぁあっ、イくっ、イくぅぅぅっ❤︎…んっ、ぁ、な、なんでぇっ!?」
(もうイっちゃうの?少し早いわ、メイサ。まだ遊び足りないもの…)
メイサの絶頂宣言を聞き、ピタッと手の動きを止めるリズベット。
寸止めされたメイサは抗議の言葉を口にするも、リズの口元は邪悪なほど歪んでいた。
メイサの体格と比例するように、膣も浅く、あっという間に子宮口に達する。
バイブ奥をグリグリ押し込むと、両足指を折り曲げて快楽に悶える。
「イっ、イくっ、もうダメっ、イっ、イかせてぇっ!…ぁっ、なんで、なんでぇっ!!」
イきたいはずなのに、わざわざ予告の言葉を口にし、涎を垂らしてモゾモゾ蠢く。その様はあまりに滑稽で、口元を手で覆って笑い出すのを堪えてしまった。
(イきたいたら黙ってイけばいいのに…。いちいちわざわざ口にするのを見るに、アレクの趣味かしら…。…しかし、「天使」だの「聖女」だの言われていたけれど…、こんな本性があったなんてねえ…。さて、そろそろ本気でイくところ、見てみたいわね。)
寸止めのインターバル中、髪を撫でたり、そっと頬を撫でたり…。寸止めは実にしつこく、アレクがソファに腰掛けてからもしばらく続き、30回近くメイサはお預けを食らっていた。
射精が絡まない、女の執拗で陰湿な部分が垣間見えた。
ゆっくりと、バイブの亀頭が入り口から顔を出すほどまで引き抜き、バイブのスイッチを入れる。
先端が膣内を抉るように蠢き、メイサはビクッと跳ねるようにして口を大きく開ける。
そして勢いよくバイブを抽送し、激しく膣を責め立てる。散々焦らされ続けたメイサはあまりの快楽に獣の咆哮のような喘ぎ声をあげるが、じっとメイサを見つめながら責め立てるリズもまた、肉食獣のような目つきだった。
「ぁあ゛っ、イっちゃうっ、イぐッ!!んっ、ん゛ぁっ、イぐッ、ぉ゛ほっ、イぐぅ゛ぅ❤︎」
(イけっ、イけっ、メイサ…っ!貴女の足元にも及ばなかった、私の手でイってしまいなさい…っ!)
【ありがとうございます。メイサへのリズの気持ち、ちょっとは整理できたかもしれません。リズは憎しみや嫌悪のようにも思っていますが、実質的は嫉妬…のような。実際、学生時代にアイドルのような親友がいたら嫌ですもんね。本人にその気はなくても、自分は全てにおいて引き立て役になってしまうような…】
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