「もう…っ、仕方ないわね…っ。貴方って本当に変態なんだから…っ!」
アレクからすれば、「どの口が」と思うだろうが、プライドの高いメイサを乗り気にさせるためには仕方ないこと。
渋々という口ぶりだが、いそいそとショーツに指をかける。
ローター入りのショーツを膝まで下ろすと、ねとっとした愛液がクロッチと糸を引く。
床で四つん這いになって、尻をアレクに向け、尻肉を両手で思いっきり開く。
愛液に塗れた粘膜が広がり、雌臭い甘ったるい匂いが部屋に広がった。
腰を突き上げ、背中を反らし、まるで雌猫のようにフリフリお尻を振ってアレクを誘う。
腰を掴まれると、ビクンっと震え、メイサはぎゅっと目を瞑る。
「あっ、当たり前じゃない…っ!サリーナは、世界で一番大切な、私の娘だから…っ。ぁっ、ぁあっ、入ってきたぁっ❤︎」
ペニスがあてがわれた時までは母としての威厳をギリギリ保っていたが、ゆっくり挿入されると、涎を垂らして甲高い嬌声をあげる雌に変わった。
つぷぷ…、とゆっくり入り込んでくるペニスだが、もはや待ちきれずメイサから腰を押し付けて自ら根本まで入れ込む。
(お腹いっぱいに広がる、この感覚…っ!あの人じゃ味わえない、暴力的な気持ちよさが…ぁ❤︎ぁ、ぁ…、あれ…?)
固くて太いペニスが内臓を押し広げ、体内が圧迫される感覚が気持ちよく、身体をさらに弓形に反らせ、ビクビク震える。
それからのピストンを待つが、アレクは一向に動かない。
振り返ると、ニヤついたアレクと目が合った。
「はぁ…、もう…。…んっ、ぁっ、ぁあんっ❤︎」
これ見よがしにため息をつき、イヤイヤという態度を演出する。腰をくいっくいと前後させ、甘い吐息を漏らす。
代謝が良いメイサの膣内は、焦らされ続けたこともあって熱くトロトロに溶けており、フェラで事前に高められたアレクのペニスはすぐに射精に近づく。
「はぁっ、ぁっ、ああっ、イくっ❤︎おっ、奥にっ、出してぇっ!!」
射精が近づいた事を感じ、メイサはより激しく腰を振り、精液をねだる。
腰を押し付けるために床に伏せて胸を擦りながら、激しく声をあげて、射精とともに絶頂したのだった。
…それからは、
「ああっ、もっと激しくぅっ❤︎イくっ、イくぅッ!!!」
「おっぱい舐めないで…っ!嫌っ、甘噛み、やっ、やめなさい…っ!」
「んぉ゛ぉ゛っ、イぐぅ゛ぅ゛❤︎」
体位を変えながら獣のような交尾を続けた。
アレクの上に跨って腰を振ったり、アレクに抱き抱えられながら犯されたり…。
乳首を甘噛みされると、甘い母乳が滲み出る。
見た目の若々しさから忘れてしまいがちだが、やはりメイサは経産婦であり、母なのだ。
そのことがよりアレクを興奮させる。
乳母に育てられたサリーナすら口に入れたことのない、メイサの母乳は、使用人の男に貪られた。
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「…へ?の、野良犬…?」
ボロボロになって深く眠っていたメイサ。
食事を持ってきた侍女が口にした「野良犬」という単語に素っ頓狂な声をあげてしまった。
(ルシアに人が来ないように見張らせるって言ってたじゃない…っ!彼女全然仕事してないじゃないの…っ!)
悟られないように微笑みつつ、内心ルシアに苛立ちを覚える。
実際は、ルシアはきちんと人払いの根回しをしていたが、メイサの喘ぎ声が大きすぎて、想定よりも響いてしまっていた。
野良犬騒動はしばらく続き、その度にメイサは顔を真っ赤にして俯いて黙りこくる日々だった。
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「御機嫌よう、アレクっ。うふふっ、綺麗でしょう?お母様が懇意にしているドレスデザイナーの方にお願いして作っていただいたのです。
海のように澄んでいて、本当に美しい仕上がりで…」
身支度を終えたサリーナは、アレクを出迎えた。
ドレスの裾を掴み、恭しく返礼するサリーナは、彼女が姫であることを思い出させる所作であった。
アレクの感嘆はドレスに向けられたものだと勘違いし、後ろに立つルシアがクスッと笑った。
「…え、わ、私ですか…っ!?そんな、恥ずかしいです…っ。もうっ、アレクはお上手ですことっ!」
自身に向けられた言葉だと説明され、顔を真っ赤にし、熱くなって両手で頬を挟む。
アレクの言葉はお世辞ではなく、ルシアによって梳かれた髪は金糸のようであり、普段よりも濃いめの化粧は、サリーナの上質な素材をより際立たせている。
メイサとは異なるタイプの、あどけなく儚い美しさ。
「2人で一生懸命伝えればきっと…。もし、仮に失敗したとしても、その時は2人で家出してしまいましょう…。ずっと、ずっと一緒に…。」
チュッ
アレクに軽く抱きついて、頬にキスをする。
甘い花畑のような香りがアレクを包み、豊満な胸が押しつけられる。
両親よりも、アレクを優先するような言葉に胸が躍るはず。
メイサとの関係がサリーナにバレたとしても、方法さえ間違えなければ、問題ない。
なぜなら、サリーナはメイサとアレクの2人を心から愛しているため、大好きな2人と一緒の関係になれることを喜ぶだろう。
そう睨んだアレクの計画は完璧であり、周囲も固めた。
ただ何も知らないサリーナだけは、1人で無邪気に微笑んでいた。
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