「大丈夫です…サリーナ様のことは私が必ずお守りしますから…」
アレクからの提案を戸惑いながらも了承したサリーナの腰に手を回し湖へと向かった。
正直なところ、馬車の中でサリーナがアレクの留守中に屋敷でした事を聞くまでは、覗き魔の存在を知らせるか迷っていた…「見られる」ということに興奮を覚えたことは間違いないことだったが、実際覗かれながら…をサリーナが受け入れるかは五分五分だと思っていた。
今日まとサリーナに嘘を吹き込み調教してきたが、アレクの想像以上に順調で、想像以上にサリーナの持つM気質は大きなものだったのだ。
東屋に入ると灯りが自動的に灯る…前回は驚きを見せたサリーナだったが、その顔は緊張感に少し強張っているようだった。
ベンチに座るとアレクはサリーナを引き寄せ顔を近づけると唇を重ねた…緊張をしながらもアレクのキスに応えるサリーナ…
「いいですか?覗き魔にコチラが気づいていることを悟られないようにしてくださいね…私たちはあくまで「プレイ」を楽しむカップルを装うのです…」
耳元て囁くアレクに小さく頷くサリーナ…アレクの服をギュッと握りしめ僅かだが震えていた。
「先ほども言いましたが、覗き魔が何人居ようと大丈夫です…だからこれから私か言うようにやってください…きっとすごく興奮できますから…」
若い頃から素行が悪く喧嘩など日常茶飯事…父親の仕事の手伝いで自然と筋肉はつき腕っぷしに自信がある…アダルトショップにいた輩の5人や6人は叩きのめすことなど容易なこと…アレクの腕力などを知るサリーナは今度は大きく頷いた。
覚悟を決めたサリーナだったが、アレクの指示にみるみるうちに顔を赤らめた。
アレクの指示は前回同様にまず裸になること…だがそれはアレクに見せるためではなく覗き魔たちに見せるという体を取るようにのこと…つまり覗き魔たちに話しかけながら服を脱ぎ捨て裸になり、乳房や尻…割れ目までを見せつけるようにと…
「アイツらは、コチラが気づいていることを知りません…「プレイ」だと思うはず…恥ずかしがっては、かえって怪しまれます…大胆に…ですよ…ではたっぷりと楽しみましょう…」
サリーナはテーブルにと上がったが、緊張した面持ちのまま…それもそのはず…前回とは違いサリーナ自身が覗き魔の存在を知っているのだから…
「さぁ…囲いの向こうから覗いている男たちに見せて上げてください…大丈夫です…覗き魔が居ると想像するだけです…」
アレクのその言葉は、サリーナに対してというより覗いている連中に対しての言葉だった…「妻はアンタたちのことには気づいていない…」と…
「クククッ…あの旦那…女房を騙して恥ずかしいことをさせようってか…とんでもないことヤツだな…まぉ…そのおかげで俺たちは…へへへッ…」
興奮した男たちは囲いの隙間に貼りつき目をギラつかせた。
顔を伏せ躊躇っていたサリーナだったが、大きく息を吐くとブラウスのボタンに手をかけた。
「こ、これから…わ、私の…は、裸をご覧に入れます…す、隅々まで…ご、ご覧になってください…」
アレクの他に誰もいないと思っていた前回とは違う…サリーナは全身に突き刺さるような視線を感じていた…
お返事、遅くなりました。
ここまでコチラが話を進め、それに対して行動や心情など綴って頂いてますが、よかったでしょうか?
私的にはすごく楽しんでいますが、こういう方向に話を持っていきたいとかあれば遠慮なくおっしゃってくださいね。
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