町外れに停めてあった自家用の馬車に乗換え屋敷に向かったのは、時計の針が12時を指す少し前…長時間の慣れない外出とはしゃぎすぎたことてサリーナは少し疲れたよう…
「お屋敷までは時間がかかります…サリーナ様はお休みになってください…」
アレクが声をかけると「はい…」と答えたあと、暫くして眠りについた。
(思った通りの反応だったな…誰かに覗かれてると想像させた途端にチンポをあんなに締めつけて…今度はホントに見られていると知らせてみるのも面白いな…クククッ…)
馬車を操りながら中で眠るサリーナの様子を覗き込んんでアレクは次の外出のことを考えていた。
眠っている顔は、尻をアナルビーズで犯され野太い声を上げたとは思えないほど清楚で美しく、このギャップを知るのはこの世で自分だけ…
さらにはこの日、サリーナ本人からアレクへの想いを吐き出させたことに満足気な笑みを浮かべた。
「サリーナ様…ソロソロお目覚めになってください…朝食…というよりももうお昼てすが…食事の支度もできております…ですが、その前に風呂に湯を張ってありますから汗をお流しください…」
ぐっすりと眠っていたサリーナを起こし、アレクは食事の前に入浴を促した。
サリーナは目を開けるとアレクに抱きつき唇を重ねる…まるで新婚のよう…
入浴を終えたサリーナは、薄いネグリジェを纏い姿を見せるが、ネグリジェ越しに、もう当たり前のように卑猥な下着を身につけている。
「お食事をしながらお聞きください…実は夕べのうちにレイウス様から書簡が届いておりました…」
レイウス…父の名を聞いてサリーナは何事かと食事の手を止めアレクを見つめた。
「王の右手様…デオドール様がここに近い街の視察にお越しになっておられるようで…サリーナ様のご様子を報告せよとのこと…てすから私は、これから馬を走らせデオドール様の元へ行かねばなりません…サリーナ様とお約束した明後日までには必ず戻りますので…」
領主レイウスには、王の右手、左手という2人の側近がいる。
右手であるデオドールは財務と政治を…左手のグラベルは軍事を担当し、実質的にレイウスの領地を動かす2人…共にレイウスからの信頼は厚い。
アレクとしては、もう少しの間、今の生活を続けサリーナをアレクなしではいられない淫乱に仕込むつもりではあったが、レイウスへの報告を偽ることは、万が一嘘がバレることを考慮すると…
ひと晩考えた末、アレクは正直にサリーナの現状を報告することに決めた。
それはアレクにとってさらなる野望のためには通らねばならない道でもあった。
「それでは行って参ります…私が留守の間はちゃんと屋敷の戸締まりをしてください…おそらくサリーナ様のご様子をデオドール様がレイウス様にお伝えになれば…レイウス様よりサリーナ様のお迎えがあるはず…長くこの地に留められていましたが、ようやく城に帰れるでしょう…レイウス様、メイサ様にお会いになることが叶いますよ…」
病気のせいで会うことも叶わなかった父と母…アレクの話通りならばと涙を浮かべ喜ぶサリーナに手をふりアレクは馬に飛び乗った。
(デオドールからレイウスが報告を受け、サリーナの迎えをよこすまでにはひと月ほどあるな…まだ少し時間はある…その間にもっとサリーナを…)
少し場面を変えていこうかと…城に戻りサリーナとの婚姻を認めさせるために色々しようかと考えています。
レイウスの外堀を埋めていく中でメイサも…と思っていますが、その時はメイサ役もお願いしますね。
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