「じゅるっ、じゅっ、ちゅっ、じゅぼっ…!」
大きな音を立ててペニスを吸い込み、舌を絡めて刺激する。
音を立てて、より下品に吸い込むように行うのが作法だとアレクから教わっており、当の本人は上手にできているとご満悦。
亀頭を内頬と舌で挟み上げ、手を添えて玉を揉みながらフェラチオをする様は、まるで高級娼婦のよう。
(気持ちいいですって…!ふふっ、今日はいつもより上手にできたかも…っ)
アレクから「気持ちいい」との言葉を聞き、ペニスを咥えながら笑顔を見せるサリーナ。
そのままいつものようにストロークを早めるが
(口を開けて舌を…?ああ、多分きっと…。)
「んぇ…っ。こぉれふか…?」
アレクの意図を理解し、ペニスの真下辺りで大きく口を開き、べぇっと大きく舌を出す。
両手は受け皿になるように、手のひらを向けて顎に添えた。
サリーナからすれば、より『妻らしく』という行為だが、覗き見する男たちからすれば、性処理に慣れた行動。
日頃アレクがサリーナをどう扱ってるか透けてみえ、嫉妬から歯軋りしている。
「…んっ、んん…っ。」
舌の上に精液が放出され、ぎゅっと目を瞑りながら溢さずに受け止める。
頬や手のひらに少し垂れたが、それも指で掬って口に運ぶ。
そのまま、舌の上に乗せた光景のような精液をアレクに見せつけた後、ごくっ、ごくっと喉を鳴らして飲み干し、再び空になった舌を垂らして見せた。
そして、当然のようにまだ硬いペニスにしゃぶりつき、お掃除フェラまで行った。尿道に残っている精液を吸い出し、鈴口についた精液を舌でなめとる。
「今日もザーメンミルク、ありがとうございます。ご馳走様でした…。…え、ええ…、その多少は…。」
いつもより激しかった、と言われると、少し頬を赤らめる。
言いにくそうにしているが、祭りの参加やアダルトショップ、花火など、未体験のことばかりで気分が上がっているのも事実。
そして、それだけではなく…
(お外に出たのは久しぶりで、開放感があって、すごく気持ちいい…っ)
「え、ええー…?そんな、は、恥ずかしい…っ。でも、誰もいませんしね…?」
キョロキョロ周りを見渡した後、困り眉を作って照れ笑いを浮かべながら、ブラウスのボタンに手をかける。
決め手になったのは、アレクの「もっと気持ちいいはず」との言葉。
快楽の虜になっているサリーナには抗えない言葉だった。
「…明日は今日買った下着も身に着けてみたいですね。ハートのようにお股の部分が切り抜かれていて、少し可愛らしかったですし」
到底普通の女は拒絶するような、下品な下着も『可愛らしい』と表現し、実際に今日身につけているのも色濃い原色の蛍光赤の下着。
真っ暗闇にライトアップされた東屋の下で、サリーナは恥じらいながらも、次々に衣服を脱いでアレクに渡していく。
ブラジャーを外し、ぷるぷるに震えてハリがある乳房をあらわにし、生暖かくてサリーナの体温をしっかり感じるブラジャーをアレクに手渡す。
「…こ、これはダメ…っ、ここに置いておきます…っ」
もう2人しかいないと思い込んでおり、ほとんど躊躇うことなくショーツも脱いで全裸になるサリーナ。
アレクがその布を受け取ろうとするが、可愛らしく首を振って、ショーツだけはベンチに畳んで置いた。
「…ぅ、その、嫌いにならない…?」
外で全裸になって、ドキドキしてるんじゃないか。
その問いに答えになってない答えを返すサリーナ。
嫌いになるわけがない、その言葉を聞いて、モジモジしながら…
「…すっごく、ドキドキしてます…っ。お外で原始に戻ったような、1匹の動物になったみたいで、興奮してくるというか…。いけないことをしている背徳感もあって…。ごめんなさい、変態さんみたいで、き、気持ち悪いですよね…。」
一糸纏わぬ姿で、花火をバックに立ち尽くすサリーナ。
アレクは品定めするようにその裸体を眺め、サリーナは自分の気持ちを口にしながら、徐々に恥じらって身体を両手で隠してしまう。
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