「えっ、まことですか…っ?」
想いを打ち明け、抱きついて顔を隠したサリーナ。
拒否されてしまうかも、そう思っていただけに、アレクの言葉に信じられないという面持ちで顔を上げた。
「身、身分など…っ、関係ありません…っ。私はアレクを好いていて、ただそれだけ…っ」
身分は遥か異なり、本来関わることのない2人。運命の悪戯とアレクの策略により、愛を確かめ合うまでになってしまった。
アレクの描く野望のためには、サリーナから好きだと言わせる必要があった。
それも、軽い言葉ではなく、熱望するほど強く。
そのために、もっとサリーナを堕とす必要があった。
娘を過保護なほど溺愛しているレイウスとメイサだが、サリーナは一人娘。サリーナよりも小柄で丈夫ではないメイサは一度の出産しか身体が耐えられず、第二子を産むことができなかった。
サリーナには本来、王族や貴族と結婚し、男子を産むという役割があるはず。
今はただ、病気のせいでその役割が免除されているだけ。
病気が治ったとして、サリーナがアレクと結ばれることを願ったとしても、そう簡単に許されるはずがない。サリーナを手に入れるのは難易度が高い。
しかし、奇跡的な回復を見せた上、真に強く熱望するほどの説得を見せれば、あの2人ならばきっと、サリーナの想いを尊重するはず。
アレクは、2人のサリーナに対する溺愛っぷりは本邸で嫌というほど見てきた。
「アレク…、ずっとアレクのそばに…。」
花火をバックに唇を重ねた。
いつものように、貪るような、舌を絡めあい、唾液を送り合う濃厚なキス。
いつもより長く、体を押し付けるように強く抱きしめあって…。
(街を出歩いて、お祭りに参加して、花火を見て…、そして、アレクと好き同士に慣れて…。なんて幸せなのでしょう…っ)
キスを終え、唇の端の唾液をアレクに拭われるサリーナの表情は、トロンと蕩けた、雌の表情だった。
「アレク、本当にありがとうございます…。お父様たちから離れた最初の頃、本当は死んでしまいたかったのです…。いずれ死んでしまうのだから、迷惑をかけ続ける前にって…。でも、アレクがずっとお世話をしてくれて…、信頼できる男の人だって…。」
サリーナが感謝を伝える中、アレクは辺りを確認し、アダルトショップの客達の様子を伺っていた。
そして、軽く再び唇を重ねたあと…。
「ええ、もちろん…っ。そういえば、まだ今朝のあと、まだザーメンミルクをいただいてませんでしたね。」
周りの東屋には灯りがついていない。
つまり、誰もいない。
透き通るような声で、サリーナは恥ずかしげもなく、淫語を口にする。
また、今朝は2人が何をしたのか、想像させるようなことも…。
細い指を使い、慣れた手つきでズボンとパンツを下ろさせるサリーナ。
「少し汚れてしまうかも…、でも、せっかくのお外ですもの。これも醍醐味かもしれませんね…。」
ベンチから降りると、アレクの前に跪く。
綺麗に整備はされているが、少しは砂埃などがあるが、もはや気にせず…、視線は大きな肉棒に向けられている。
「…スン、スンスン…っ、すぅー…っ」
勃起した肉棒に顔を近づけ、鼻を鳴らして匂いを嗅ぐサリーナ。
外を出歩き、シャワーを浴びていないため、濃い雄の香りがし、子宮が疼き始める。
「…いただきますっ。ちゅっ、んっ、ちゅ…っ。じゅるっ、ちゅっ、んっ、じゅるる…っ!!」
アレクの目を見て何度か亀頭や竿、根本、玉にキスをし、大きく口を開いてペニスを飲み込んだ
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