割れ目を押し広げ、深々と突き刺さるペニス。
膣中はジンジン痛み、これまで蝶よ花よと溺愛されて育ったサリーナにとっては、耐え難い痛みだった。
「…ぐすっ。…お母様も耐えたのですね…、この身を裂くような痛み…っ。ぅ、もう少しだけ、このまま…っ」
破瓜の痛みに歯を食いしばり、目尻に涙を浮かべる。
メイサはサリーナよりも小柄で、見目麗しい容姿と幼くも見える無邪気に天真爛漫な性格から、このような行為とはとても結びつかない。
『メイサ・フローレンスは年を取らない魔女』などと社交界では鉄板のジョークがあるほど、皆に慕われて愛される、尊敬する母。
しかし、到底想像できないとしても、サリーナという子が存在する以上、性行はしているはず。
キスで子ができると思い込んでいたあの頃とは違い、今のサリーナはもう少しだけ知識がある。
尊敬して大好きな母が経験したことなら、頑張りたいと思う健気なサリーナだった。
「…、そろそろ、大丈夫かも…。慣れてきました、ゆ、ゆっくり、優しく…お願いします…。…ぁっ、んっ、…ぅっ、んっ」
涙を堪えるサリーナの頭や髪を撫でたり、優しくキスをしたり、あやすようにサリーナを落ち着かせたアレクは、待っていましたとばかりに腰を動かし始める。
膣ナカは締まりがいいのは当然だが、ふんわりとマシュマロのように蕩けて絡みつく膣は、絶品だった。
サリーナの性格を表すように、優しくて柔らかく、どこか品の良さを感じる膣。
病気がちなこともあり、平熱がそもそも高いサリーナの体内は人肌以上に熱く、挿入したペニスが一体となって溶けてしまったと錯覚してしまうほど。
そんな膣を、今すぐにでもメチャクチャにしたい一方で、ここでサリーナが嫌がることをすれば、全てが台無しになってしまうことから、機嫌を伺いつつ、ストロークをゆっくりと早めていくアレク。
「ぁっ、…んっ、ちゅっ、じゅるっ、ちゅっ。…んっ、アレク…っ、アレク…ぅっ」
甘く絡みつくようなキス。
乳首を指で弄られ、口に含んで舌で転がされると、その度に膣がギュウギュウに締まる。
そうしていると、お腹の奥が一層熱くなったと思えば、ゆっくり引き抜き始めるアレク。
(お腹がギュウゥゥッと熱くなって、内臓が降りてくるような、変な感覚…。)
射精を感知したのか、下腹部が何やら動き始めたことをぼーっと子宮あたりを見つめる。
俯き気味の顔からサリーナの表情はアレクからは見えない。
「…こんなに痛いなどとは聞いてませんでしたっ。酷いことをされたと、お父様に報告します…っ」
俯いたまま、少し声を震わせてボソッと口にする。
生まれた沈黙を破ったのは、原因となったサリーナだった。
「…ぷっ、クスクスっ。うふ、うふふっ。すみません、少し悪戯をしたくなって…っ。」
冗談とはいえ、アレクにとってはそれこそ笑えない冗談。冷や汗を滲ませたアレクの表情にも気が付かず、身を起こし、クスクス笑ってアレクに体重を預けて抱きつく。
交尾を終えて甘えたくなった、子供のような行動だった。
「…痛かったのは本当ですが、優しく丁寧にしてくださったおかげで、血の量よりは痛くなかったです…。しかし、お尻よりもそんなに気持ち良さはわかりませんでした。なんというか、もどかしいような…?…ぁ、せっかくのザーメンミルクが…っ、もったいないですね…っ」
クリトリスや乳首、アナルとは違い、膣の開発は全く進んでおらず、感じないというのも無理はない。
敏感気質であることから、なんとなく感じてはいるものの、それがむしろもどかしさを生んでいた。
膣からは鮮血が混じった白濁液がドロドロに溢れ出しており、指で掬っては割れ目に押し戻す。
せっせと自分の精液を大事そうに膣に戻す姿を見ると、射精を終えたばかりのペニスも再び固くなっているが…。
【お疲れ様です。
いつもお返事が遅くなってしまうので、とうとう愛想を尽かされてしまったかと…。
そうでなかったようで、安心いたしました…!】
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