「ぉ゛ッ!!ぉ゛っ、おぉ゛っ!!」
サリーナの開発、もとい調教は順調に進み、尻穴で色んな玩具を咥え込めるようになっていた。
特に気に入っているのは、今アレクが引き抜いたアナルパール。
内臓が掻き乱され、ぐちゃぐちゃに全て引き出されるよう感覚が気持ちよく、毎夜玩具がベッド端に並べられる時にチラチラ見てしまっているのはアレクにバレていた。
「はーっ、っ、はー…っ、す、すみません、いつも下品な声を…。」
ボコっボコっと続いてパールが引き抜かれ、サリーナから聞いたこともない野太い声が漏れ出る。
当初頑なに恥ずかしがって声を堪えていたが、『夫の前では全て曝け出すこと』と嘯かれ、隠すこともなく、口から漏れる喘ぎ声をもはや隠さないようになっていた。
無毛に整えられた割れ目から透明な愛液がとろーっと糸を引いてシーツを汚す。
処女で乙女、初心なまま、乳首やクリトリスが肥大した下品な身体に改造され、聖女の口からは底辺娼婦のような喘ぎ声が漏れでている姿は両親が見たら卒倒ものだろう。
アナルだけで快感を覚え、数は少ないが達することもできるようになってきた。
「…ま、それって…。」
(アレクと繋がる…ということ…。セックス…、夫婦でしか行わない、神聖なもの…。)
アナルパールで浅くイき、汗だくでベッドに横たわっていたが、アレクの言葉を聞いてのそのそ起き上がる。
ス…ッと三つ指つく所作は、一目見るだけで令嬢とわかるほどの品性を感じさせられる一方、その傍らには腸液がまとわりついたアナルパールが投げ捨てられ、当の本人は下品な下着姿であり、ギャップを生み出していた。
「はい…、ザーメンミルクのおかげで、外の散歩にさえ行けるようにもなりました。まだ庭先程度ですが…。いずれ、お父様方にもお会いしたいですし、街にも出かけてみたい…。塞ぎ込んでいた私に希望をもたらしてくれたのは、アレク…、貴方です。本当に感謝しております…。」
実際レイウスが手に入れたという薬の効果はあり、病弱なのは変わらないものの、熱が出て伏したり、咳き込んで横たわることもこの一ヶ月間はなく、食欲や血色も良くなってきていた。
サリーナは完全に精液のおかげだと考えており、アレクの嘘にも簡単に騙される要因にもなってきていた。
今やアレクが当然あり得ないこと口にしたとしても、疑うことなく鵜呑みにするだろう。
アレクに深く感謝を伝え、そっと唇を重ねる。
汗ばむ身体を押し付け、首に手を回して抱きついた。
自主的に口付けをしたのは初めてであり、レイウスへの復讐が一段階進んでいるのを確信させるものだった。
(アレクがいてくれたおかげで、希望が持てるようになってきて…、信じられないことです。早くもっと良くなって、アレクにも恩を変えさねばいけませんね…。)
アレクが邪悪にほくそ笑んでいる中、唾液を交換しながら深い感謝を覚えるサリーナ。
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