「うぅ、すみません…。お見苦しいところを、本当に…。」
(顔なんかあげられません…、こんな排泄のような姿を見せてしまい…、『妻』というものはどうしてこうも大変なのでしょう…)
排泄もとい排水が終わり、洗面器は透明な薬剤に満たされる。
顔もあげられず、両手で隠したままのサリーナは抱き抱えられ、肛門付近や太ももを濡れタオルで拭かれる。
(これもなんか、稚児のようで…。でも、我慢できずに洗面器などにシてしまった私は、稚児と変わりないわ…。)
後始末されている間も恥辱というか、屈辱を感じていたが、自身の粗相の結果であり、項垂れて大人しく受け入れた。
「こ、こうでよろしいのでしょうか…?」
深く沈む柔らかなベッドに寝そべるアレクの顔を跨るように四つん這いとなり、少し膝を曲げて腰を落とす。
性器や肛門をアレクの眼前に突き出すような格好だが、排水の姿を見られた直後では、もはやさほど恥ずかしくはなかった。
「ひ…ぃっ!ぅ、ん…っ、ぅ、うぅ、っ、く…ぅっ!」
臀部を両手で広げられ、剥き出しになった肛門に舌が這う。
ザラついた舌が筋を舐め上げ、ゆっくり丹念に絆されていく。
(なんか、ゾクゾク…、背筋に虫が走るような、悪寒…?でも、嫌じゃない、不思議な…。)
本来、生涯に渡ってそんな箇所を舐められることはなかったはず。
舌先が侵入すると、一際大きく声が漏れ、肌に鳥肌が現れた。
異物が侵入する感覚にシーツを握りしめて悶えるが、膣口もそれに呼応するようにヒクヒク蠢き、心から嫌がっていないことをアレクに伝えている。
無意識に身体が動き、アレクから逃れようと腰を逃してしまうが、アレクの両手がそれを許さず、がっしりと掴めている。
「ぁっ、うぅっ、は…ぁっ、はい…っ。力を抜くのは、ど、どうやって…?どうしてもっ、身体に力が…っ」
いよいよ指の挿入へと移る。
力を抜くように指示されたが、筋から垂れる愛液を掬い取った指先を拒むように尻穴に力が入ってしまう。
「息を深く吐く…のですね。…、ふー…っ、ふー…っ!ぅ、うぅっ、ううぅっ!!」
アレクの唾液やサリーナ自身の愛液が潤滑油となり、ツププ…とゆっくり肛門に2本の指が入り込んでいく。
深呼吸のように深く息を吐くタイミングに合わせて、少しずつ指が深く入り込み、第二関節まで飲み込んだときにはギュウギュウにキツく締め付けていた。
「…はぁっ、ぁっ、…ぅんっ、ぁっ、は…ぁんっ!」
(気持ち…いい…。全身から力が抜けて、まるでお尻の中の指に持ち上げられているような、フワフワした変な気分…。)
2本の指が出し入れされ、乳首やクリトリスは相変わらず愛撫され続けている。
四つん這いの両手足から力が抜け、仰向けのアレクにもたれかかるように体勢が崩れる。
アレクの身体にサリーナの乳房やお腹、柔らかな感触が押し付けられ、指の動きに合わせてモゾモゾ悶えていることが直に伝わる。
「ぁっ、はぁ…っ、っ、イっ、イきそう…っ!イっ、くっ、イきますっ、アレクっ、イっちゃうっ!ぁっ、ぅっ、あぁっ!!」
3点を責められながらアナルを弄られ続け、身体は2度目の絶頂を迎えた。
アレクに覆い被さるように倒れる身体はしっとり汗ばみ、鼓動が強く早く高鳴る。
絶頂に合わせて尻穴は2本の指を食いちぎらんばかりに食い込み、直腸が収縮して蠢く。
コレにペニスが入っていたら…、そう妄想してしまうほど、女慣れしているアレクだからこそ分かる、サリーナの尻穴は確実に名器だった。
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