(うぅ…、俺そのようなことをするとは分かっているとはいえ、お尻を見せるのはやはり抵抗が…。それにこの下着…、何故か切れ目が…。)
無言のまま少しアレクを見つめ、ベッドの上で体勢を変え、四つん這いになってお尻をアレクに向けた。
次回の端にアレクが手にもつ大きな注射器のようなものが見え、四つん這いのままアレクを見上げた。
「えっ、…えっ?あの、そんな大量にはむ、無理ですっ、っ、ぁっ、ちょっと…っ!」
首を振って恐怖を示すが、問答無理で先端が差し込まれる。力を入れて締め付けてしまうが、ワセリンが滑り、簡単に根元までしっかりと挿入が完了する。
「は…っ、ぁっ、ぅ、うぅ…っ、ふー…っ、ぅ、く、苦しいです…っ」
少しずつ、しかし着実に腸内に薬剤が注入される。
希釈され、濃度が薄まっているとしても効果は即効性があり、腸の動きが活性化される。
浣腸器の先が尻穴を刺激するように少し抜いたり、深く刺したり、ぐりぐり掻き回すように動かされるが、もはや違和感を抱く余裕すらなく、シーツをぎゅっと握りしめながら耐えるしかない。
「はぁ…っ、はぁっ、身体が熱い…、お腹苦し…っ、ぅ、ぁう…っ」
ゆっくり、たっぷりと時間がかけられ、細いサリーナの体内に限界量の薬剤が注入される。
内臓を圧迫するように肥大した腸内では、ジワジワと腹痛が始まり、排泄欲が高まっていく。
「せ、栓…?ぁっ、ぃ、ああっ!…ア、アレク…っ、おトイレ…に…。」
イチジク浣腸とは異なる腹痛。先ほどは一気に耐えられないほどの効能だったが、今回のは波があるような、ジワジワ芯に効くようなモノ。
すでにびっしょりと全身に汗をかき、懇願するようにアレクを見上げる。
尻穴は栓によって塞がれ、もはや自力ではトイレもできない有様だった。
「…は、はい…。イ、イけば、おトイレに行かせてくれますか…?」
花嫁修行、母のように立派な妻に…。色々な理屈があるが、もはや排泄欲が強く、上手く思考がまとまらない。
のそのそとベッドから這い上がり、椅子に座るアレクの前に立つ。
「……はぁっ、ぁっ、…うぅ、ぅ、ぁんッ!ぁ、はぅぅぅっ!」
汗ばむ手で吸引器を手に取り、クリトリスに押し付けてスイッチを入れる。
一瞬で真空状態になり、クリトリスが吸引され、器具内のブラシが刺激し始め、ビクンッと身体を跳ねらせ、歯を食いしばる。
二股に分かれた吸引器もそれぞれ胸の先端につけ、スイッチを入れた。
小さく控えめな乳首が吸引されて肥大し、ブラシとバイブ振動で刺激され、3点の強い刺激に、その場にうずくまる。
しかし、アレクに促され、震える足に力を入れて再び立ち上がる。
『メイサ様のように気をやるまで辛抱です、サリーナ様。妻はその身を隠すことなく、むしろ曝け出すように立ち振る舞うのがマナーです。まずは、両手を頭の後ろで…』
アレクの舌に騙され、『妻』のポーズを取らされる。
夫に捧げる妻の身を見せつける格好。
両手を頭の後ろで組んで大きく脇を開き、足は肩幅より開いて腰を少し落とす。
…まるで娼婦がストリップ後に客を誘うような体勢。
「…これは、中々、恥ずかし…っ、ぁっ、ぁうっ、…っ、イ、イきそう…です、アレク…っ」
恥じらいながら顔を赤らめ、3点の吸引器の愛撫に上擦った声を漏らしながら、くねくね腰を動かす。
対極にあるはずのサリーナだが、どの高級娼婦よりも男を欲情させる力があった。
腹痛により上手く集中できなかったサリーナだが、執拗で的確な刺激に無理やり絶頂まで高められ…
「ぁううっ、はっ、ぁんっ、んっ、あぁっ、イくっ、イきますっ、アレっ、クっ、イくっ、んっ、ぅ、んんッ!!」
全身に強い力が入り、ギュッと縮こまった後、弾けるように深い絶頂を迎える。
『妻』のポーズは崩れ、アレクに跪くように床に倒れ込み、深く激しい絶頂により、器具のスイッチを切ることもなく、冷たく気持ちいい床の上に身を預けた。
【毎回お返事が遅くなり、すみません。そして、少し性癖を入れてしまいました…】
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