【ありがとうございます。
そうならないように気を付けますね。】
「ふぅ…。今日も疲れたな…。
なんか面白い投稿あるかなぁ…。」
部活も終わって帰宅し、一通り落ち着いてベッドに横になると楽しみのSNSチェックを始める。
基本的にはフォローしているアカウントの投稿チェック。
それに加えて、えっちなアカウントの新規開拓ももちろん欠かさない。
「お…今日もやってんなぁ…えっろ…。
つか、たぶん歳近いと思うんだよなぁ…。
汗が染みてる綿パンとか…やばいだろ…。」
気づけば股間を握りして、扱く…扱く。
いつもと変わらない日常のはずだった。
そんな中、じっと眺めていると、やはり気になるのは配信者の内情。
何となく部屋の感じなども併せて見ていると、あるものが映り込んでいることに気づく。
「あれ…。このゼッケン…。まぁ、ゼッケンなんてどこも…ん?田崎…?
いや、まさか…。」
知っている苗字、そして見覚えのあるゼッケンデザイン。
気になりだすと、声まで耳を澄ませ。
「おいおい…まさか、田崎か?」
扱いていた興奮よりも勝る驚きに、身体を起こしてスマホをのぞき込む。
もし本当だったら…、そう考えると快感とは別の興奮で股間が起き上がってくるのを感じると
考えるより先に、指が動いていた。
「田崎千晶だよね?」
シンプルに一言送った直後、すぐにブロックされてはうまみがないと考えなおしすぐさま連投
「あ、ちなみにブロックしたら学校中にばら撒くから…。
もちろん、今日中に返事がなくても同じことになるからね…。
配信してる暇あるんだから…返事できないなんてこと…ないよな…?」
感じたことのない興奮と緊張を覚えながら、千晶からの返信を待った。
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