下着姿になり気持ちを伝えたことを後悔しました…なんと恥ずかしいことをしてしまったのだと…
でも陽子の気持ちが義兄に伝わったのか…義兄は陽子を抱きしめてくれたのです…
「お、お義兄さん…」
顔を上げた陽子に義兄の顔が近づき、ごく自然の流れで唇を重ねます…そしてそのままベッドに押し倒されました。
(隆史さん…いいわよね?お義兄さんなら…)
ふと亡くなった隆史さんの顔が浮かび、陽子は心の中で呟きました。
最愛の夫を亡くし自らも視力を失い絶望のどん底にいた陽子を今日まて支えてくれた義兄…義兄の本性も知らずに義兄に身も心も委ねる決心をしたのです。
ベッドの上で再び唇を重ね舌を絡ませます…ゴツゴツとした手がキャミソール越しに乳房に触れます…
男の人の温もり…隆史さんを失ってしまい、もうこんなことはないものだと思っていました…
この夜、陽子と義兄…隆二さんは男と女の関係になったのです…
翌朝、目を覚ますと、隣に隆二さんが眠っていました。
隆二さんに何度も求められ陽子もそれに応え、いつしか裸のまま眠ってしまったようです…
隆二さんの顔を触れてみます…隆二さんの顔を見たのは結婚式の時だけ…あの時の印象と今の陽子の頭の中の隆二さんはかなり違ったものになっているかもしれないと思いました…
「あっ…ご、ごめんなさい…起こしちゃった?」
不意に手を掴まれ抱き寄せられました…とても幸せな気分でした…
もし目が見えて、この時の隆二さんの顔が見えていたら背筋に寒気が走ったかもしれません…隆二さんのゲスな笑い顔を見たら…
※元投稿はこちら >>