「今から探しても見つからないだろし、雨に濡れているから早く乾かしたほうがいい。いいからついてこい。」
半ば強引にホテルの部屋へと連れ込む。
部屋の中はさほど広くない。大きなベッドとガラス張りのお風呂。あとはちっちゃな冷蔵庫があるのみ。
「ほら、タオルだ。風呂も沸かしたから先に入ってこい。」
戸惑う羽根石を風呂場に押し込む。すりガラス越しに羽根石が身体を暖める様子が見えている。
なかなかいい身体をしている。これは朝まで楽しめそうだ。
コーヒーを淹れながら、どう虐めてやろうか、どんな声で啼くのか、と妄想を膨らませていく。そして羽根石のコーヒーには特製の媚薬を多めに垂らす。
羽根石がお風呂から上がると。。。
「暖まったか?コーヒー入れておいたからゆっくりしててくれ。俺も風呂に入ってくるから。」
※元投稿はこちら >>