「(もう、誰とばったり会ったらどうするの。)」
腰に回された手をサラリと避けて、商品棚を眺める哉。
「(うーん、神林さんが自分で使うのかな?
でも、私の気に入ったのでってことは、女の人が使うのかな?その人に選んで貰えばいいのに…)」
貴方の言動に小首を傾げて見上げるも、人の良い笑みを浮かべるだけで。
あまり時間を掛けるのも悪いので、目の前にあった小花模様のお箸、それと同じ柄のお茶碗とお皿を取る。
薬局に移動して、シャンプーとトリートメント、歯ブラシを選んでいる最中も、眉間に皺を寄せて考える。
貴方の思惑が読めず、隙を見て横顔をちらちら見つめるも、やはり真意は伺えず。
「(本当、何考えてるんだろ…)」
疑問は残るものの、貴方に言われるがまま、自分の気に入ったものをカゴに入れる。
まさかこの三連休を、貴方の家で貴方と過ごすだなんて想像もつかない哉は、貴方が目指すこの先の店のことにも気付かない。
【昨日はお返事出来なくてすみませんでした。
妊婦さんプレイは、想像してませんでした。笑
そこに辿り着くまでとても長いような気もしますが、笑
よかった、安心しました。まだまだいっぱいいじめて可愛がってあげてくださいね。】
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