「んっ、んっ、んんっ…んぐっ、んううッ!?」
「(うそっ、また出すの…?やだっ、このままじゃ口に出されちゃう、やだあ…!!
…うぅ、多い、苦しい…飲みたくないのに、量が多くて、濃くて…くらくらする…)」
喉奥に叩き付けるように白濁が吐き出され、哉は目を見開いてそれを受け止める。
零さずに飲め、と貴方は命じたが、哉が飲み込むまで頭を離さずに微笑んだままで。
哉は息苦しさに目をギュッと瞑り、頬の内側や舌にへばりつく精液をゆっくり、回数を分けてやっとの思いで飲み干す。
二発目とは思えない量を嚥下すると、貴方は満足そうに優しく微笑み、哉の頭を撫でながら心を堕としにかかってきて。
性経験の少ない哉の身体を、ここまで快楽に溺れさせられて一瞬心が揺らぐ。
媚薬を使われていたとは知る由もない哉は、貴方の手でこれ以上の快楽を与えられる事に対して恐怖と期待わ抱いてしまっているのを気付く。
「…勝手な事言わないで下さい、全然気持ちよくなんかなかったし…、こんな強引な事許されません、…私は、神林さんの彼女には…」
そこまで言って、哉は唇の端を噛み締めて視線を逸らす。
「今日だけです、明日からは普通の、上司と部下ですから…」
貴方に堕ちるまであと一歩、哉は必死に踏み止まって。
【また遅くなってすみません!まだ覗いて下さってますか…?】
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