「はっ、はあっ、はぁッ…もう嫌です、こんなものまで付けて…!早く、早く抜いてってばあ…!」
新たに痕を付けようとする貴方から逃れようとしても、手を拘束されている状態では精一杯顔を背けることしか出来なくて。
何より悔しいのが、今まで性交渉で快感したことなど一度もなかったのに、自分の一番苦手な人から与えられる快楽に、身体は従順になっていることだった。
「っあん!待っ、待って、あんっあんっ…!いまっ、逝ったばっかり、なのにッ…!」
呼吸を整える間もなく、絶頂の余韻が引かないままの哉に、貴方は容赦無く腰を打ちつけてきて、終わらない快楽に悲鳴にも似た甘い声響かせる。
そのまま哉が逝ってはキスマークを付けられ、逝って間もない内にまたピストンを再開され、というのを繰り返される。
哉の首筋や胸には貴方のキスマークが点在しており、快楽から逃げようと白い脚がシーツの上を滑る。
歯を食い縛ったり、キツく睨み付けたり、恍惚とした表情を見せたりと、強い快楽に堕ちないように耐える哉の姿は、貴方は愉しませるだけになってしまう。
「んん、あっ、あんっ……ふあっ、あぁん、やら、やめてっ…中には、出さないでぇッ…!」
何度も絶頂している筈なのに、哉の膣内は弛むこと無く、寧ろもっともっとと刺激を欲しがる様に蕩けるように貴方のモノに絡み付く。
中に出す、と言われて哉は再び弱々しく抵抗するも、射精寸前の膨らんだモノに催促するように、子宮口がちうちゅう、と吸い付いて震える。
「あんっ、あっあっ、だ、めぇっ…ぁあああーッ!!!」
奥を突き上げられ、迸る精液の刺激で哉もまた涙を流しながら深い絶頂を迎える。
拒絶する哉とは裏腹に、吐精を続けるモノを搾り取る様に、膣壁が熱く蠢く。
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