2人でプリクラの機械があるところに入ると、目の前に「プリクラのためのコスプレ貸し出します!」という貼り紙が目に入る。
権蔵はわざとらしく
「一瀬さん、コスプレを無料で貸し出してくれるみたいですねぇ、いろんなコスプレがありますよぉ。どれもこれも一瀬さんにお似合いかもしれませんねぇ」と莉奈に着てもらえないかどうかを持ちかけるが、さすがに莉奈は着るとは言ってくれなかった。
権蔵はそこは覚悟の上だったので、気にする素振りも見せずに
「じゃあ、早速撮りましょうか?プリクラのことよくわからないので、一瀬さんに設定とか適当にお願いしてもよろしいですかねぇ」と依頼をする。
莉奈が設定をすると、撮影が始まるが、莉奈は写真に写るギリギリまで権蔵と距離をとり、特にポーズをきめたり、笑顔を見せたりもせずにしていた。
写真が出来上がるのと、権蔵はそれを莉奈に渡しながら
「いやぁ、ありがとうございます、一瀬さん。私の人生でプリクラを撮るなんてもうないかもしれませんから、たとえ写真は残らなくても私の頭に保存しておきましたからねぇ」と、気持ち悪いことを、気持ち悪い顔で言う。
莉奈がこれでもう満足したでしょ、と言わんばかりに背を向けてプリクラの機械から出ようとした際、権蔵はふいにその肩をつかんで動きを止め、
「ですが、せっかくなのでもっとプリクラで楽しみたいので、付き合ってくださいよぉ、莉奈ちゃん」と言うと、何を言ってるのという顔をした莉奈の耳元でカチッカチッとボールペンを鳴らす。
莉奈がこんな簡単に催眠状態に切り替わるようになったことを満足しながら
「せっかくですから、この制服のコスプレ着てみてもらえませんかねぇ、莉奈ちゃん。うちの学校の制服みたいですから、この莉奈ちゃんと写真撮らせてくださいよぉ」とニヤリ顔で提案する
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