ホテルのフロントの店員は、二人の男女がチェックアウトに来たので、受付をしようとしたところ、目を見開くように驚いていた。
男性の方はいろんな意味でインパクトのある人なのではっきり覚えていたのだが、女性の方は女子高生ですというのをまるっきり隠さない制服を着ており、その制服に不釣り合いな首輪と赤い宝石が目立つイヤリングをしていたのだ。
さらに驚いたのは、その身のこなしというか、表情というか、雰囲気が、女子高生のそれではなく、高級コールガールでもやっているかのような大人びた色気を出しており、(そういう意味ではイヤリングと似合っていたのだが)連れの男性に完全に服従しているかのような仕草と態度でその男性に接しながら、チェックアウト手続きをして帰っていったのであった。
そして・・・
莉奈が権蔵の声で目を覚ますと、目の前には白い天井が拡がっていた。
「ようやく目が覚めたようですねぇ、莉奈さん。体育祭の後、気分が悪いと言って保健室で寝ていたようですが、ぐっすり眠ってしまったようですねぇ。もう、夜9時を過ぎており、片付け対応をしていた教員たちも、先ほど皆さん帰りましたからねぇ」と莉奈の視界を権蔵の醜い顔で覆い隠すようにしながら、状況を説明する。
「さすがに夜遅い時間で危険でしょうから、車でご自宅まで送っていってあげますよ、莉奈さん。起き上がれるようから、カバンはそこにありますから、帰宅準備をしてくださいねぇ」と莉奈は記憶をたどってもリレーをした後のことは思い出せないため、たしかに眠ってしまったのかと考えざるを得ず、権蔵に促されると帰り支度を始める。
帰り支度を終えた莉奈に対し、権蔵はベッドに座りながら靴下を取ると、強烈な汚臭を漂わせながら
「そういえば、1日働いていて疲れましたねぇ。帰る前に、足をリフレッシュしてもらいませんかねぇ。莉奈さんの舌をつかって、足の指も含めて全体的にしゃぶってもらえませんかぁ」と莉奈にオーダーをすると、莉奈は一瞬、足の匂いに顔をしかめたが、すぐに、何かを思い出したかのように表情を溶けさせると、権蔵の目の前で正座をして両手で足を持ち上げ、唇を近づけていった。
そうして、2人にとって長い長い1日が終わっていくのであった・・
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