(美術室)
権蔵「皆さんがこうして揃うのは委員長を決めたとき依頼ですよねぇ。改めまして、お願いしますねぇ。さて、美術について簡単に知ってもらいたいために、DVDを委員長にお渡ししていたのですが、皆さん一度は見ていただけましたかぁ」
男子生徒「一応見たけど何か意味あんのか?」
女子生徒「別に美術とは関係ないような感じだったんだけど?」
「………」
(権蔵に言われるがままDVDを渡したが…
自分も中身を把握してなく私は何も言えず…
だが権蔵は何やら気持ち悪い笑みを浮かべていたが…)
権蔵「ありがとうございまぁす。では、文化祭にはデッサン会をやるというのはお伝えしたとおりですが、初日については、皆さんがコスプレをしていただいて、モデルになってもらえればと思います。」
男子生徒「はっ?何言ってんの?」
女子生徒「いやいや…は?…コスプレ?」
権蔵「もちろん、コスプレといっても、ナース服とかチャイナドレスを着て欲しいというわけではなく、部活動で着ているユニフォーム的なものを着てもらえれば十分ですからねぇ。何かインパクトがないと美術のコーナーなんて誰も見向きもしてくれませんからねぇ」
男子生徒「いいね…面白いじゃん…
でも俺はどうせやるなら目立ちたいけどな部活のユニフォームなんてつまんねぇし…」
女子生徒「そうよねぇ~?せっかくなら綺麗になりたいし目立っちゃいたいしさぁ(笑)」
「えっ??…」
(先日顔合わせした時の態度とは真逆の反応に面食らってしまうが…
権蔵が既にみんなを洗脳しているとは夢にも思わず…)
権蔵「ここにいるみなさんは、たまたま美男美女が揃っていますから、みなさんのコスプレ姿や部活姿をじっくり見ながら絵を描けるのなら、それなりに人も来てくれそうですからねぇ」
(部活のユニフォームよりコスプレに食いついてきており…)
権蔵「そして、モデルは、初日の午前は一瀬さんと近藤くんの男女で、午後は残りの二人の男女でお願いしますよぉ。ちなみに2日目は、モデルになりたい人を募集して、希望者がいればその人にやってもらう、みたいなことを考えていますので、皆さんはたった半日だけ働いてもらえれば大丈夫です」
男子生徒「じゃあ…残りの時間は文化祭を満喫して大丈夫なんだな」
女子生徒「初日はしょうがないけど2日目は友達といろいろ回れそうね」
権蔵「しかも部活動のユニフォームを準備するだけで事前準備は足りるので、負担にもならないでしょう」
近藤「うーん…自分で用意するなら部活のユニフォームなんだろうけど…
せっかくならコスプレしたいけどなぁ…
一瀬さんはどう思う?」
(当日ペアを組む近藤君に相談されるも…)
「もっと早く先生が話をしてくれたら良かったんだろうけど…
もう準備する時間もないから…ユニフォームでも仕方ないかなとは思うよ?
でもみんなユニフォーム改良とかしちゃえばいいんじゃないかな(笑)」
(みんながなるほど改良かぁと逆に納得しており…)
権蔵「では、そういうことでお願いしますよぉ。なお、私が顔を出すとみなさん喜ばないと思いますので、私は最初の挨拶や説明だけして、後は皆さんにお任せすることにしますからねぇ、ムッフッフッ」
(そして、全員が思い思い考えながら帰宅していくが…)
「先生…後は何を…」
(権蔵に最後の打ち合わせがあるからと残され確認すると…)
権蔵「カチッ…カチッ…」
権蔵「………ボソッ…ボソッ…」
(催眠状態の私に当日の午前担当のモデルの件で何やら命令を何度も刷り込んだ後催眠を解き…文化祭当日の朝を迎える…)
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