(そして、数日後の二学期の始業式)
1ヶ月と少しぶりに、みんなで集まる教室ということもあるし、莉奈たちは高校生三年生ということあるため、夏休み前と後とで、変化のある子とそうでない子、また変化はしていてもそれを表に出していない子、様々であった。
「ねえねえ、あれ一組の一瀬さんだよね。前から可愛かったけど、なんか綺麗になった感じしない?」
「だよなー。綺麗になったってーか、色気みたいなモノが出てる感じかするよなー。もしかして、夏休み中に彼氏とかできたんかなぁ?」と廊下ですれ違う男子生徒が莉奈の歩く姿を見てこそこそ話しかける。
莉奈自身は、別に髪型やメイクも夏休み前と変えていなければ、制服が変わったわけでももちろんなかった。
ただ、制服の下に着けている下着が、夏休み前から変わっていること、催眠状態下ではあるものの、権蔵から数えきれないほどの快楽とアクメを刻みこまれたという変化があるのだが、それは周りの生徒はおろか、莉奈自身にも「変化」という自覚はなかったのだが。
あと変わったことといえば、二学期の委員決めの際、美術委員は権蔵の手伝いをしなければならないため、いつも人気がなく必ずくじ引きになるのだが、美術委員決めをした際に、ある生徒が立候補をしたことであった。
そして、放課後。
権蔵の前に三年一組の美術委員が、委員になったことの挨拶に来ていた。
「おやぁ、一組の委員は一瀬さんになったのですねぇ。勉強の方はもちろん、委員としてもよろしくお願いしますねぇ」と権蔵がニタニタしながら下品な息を吐きながら莉奈に挨拶をしていた。
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