咲夢さんこんばんは。
季節だからしょうがないんですが
それにしても、さ・む・い(´;ω;`)
布団が恋しく過ぎて朝起きられないっす。
【本編です】
『お義父さん、そんなに心配塩無くても、大丈夫ですよ。
写真は撮らせましたけど、あいつあっあいつって林の事ですけど…林の奴、りんちゃんと付き合う前は、生身の女性への興味なんて皆無だったんですから。悪いことに使うはずありませんって(笑)』
<あら将、正憲君も女性の方・りんちゃんって方とお付き合い始めたの?りんちゃんってどんな方なの?>
横から口を挟み、興味津々で聞いてくる母涼香。
『りんちゃんっていうのは、咲夢の親友で大学の同級生、名前は橘鈴子さんって言って…あっ、俺なんかより咲夢に説明して貰った方がいいか。ねっ咲夢』
カフェオレを口に運んでいた咲夢は急に話を振られる。
咲夢の説明が終わり
『咲夢、さっきのフィギア彩葉さんに見せるって件だけど、いいと思うよ。彩葉さん気に入っちゃって、自分にくれってなんて言いだすかも知れないけどそれでも大丈夫?(笑)』
【写真週刊誌出版社編集部編(ちょっと乗ってみます(笑))】
<編集長、橘鈴子のいい写真撮れましたよ。見てくださいよ。>
橘鈴子の熱愛写真とも見える写真を撮影できたことにより、喜び勇んで編集部に戻って来た記者は編集長に声をかける。
<どれ見せてみろ。>
数十枚の写真を丹念に見ていた編集長
<よくやった〇〇、あの馬術界の若きホープ、橘鈴子の熱愛写真。直ぐに記事書け〇〇、次の号は売れるぞ(笑)分かってると思うが、断定口調は避けろよ、いいな。>
【再び本編です】
『さ、そろそろ行きましょうか、お義父さん母さん。咲夢も。』
そう言った将の手にはフィギアが納められた紙袋と色々な食材が入れられたポリ袋が下げられている。
『呼んでもらったタクシーが、そろそろ下に着くころでしょうから。』
部屋を出て、下でちょうど来たタクシーに乗り込み、行き先を告げる一行。
マンションの部屋のリビングテーブルの上には、将のスマホが置き忘れられていたが、将はまだ忘れていることに気が付いていない。
【林編】
古城からのとりあえずの報告を受け
<(〇〇とやらの言葉を信じるとすれば、贋作は一体ずつ、落札されてしまった後か……)やっぱり、こっちから連絡しといたほうがいいよな。>
意を決して、将の電話番号にコールする林。
その電話に将が出る気配は無く、留守番電話に切り替わろうとしていた。
そのころ誰もいない将のマンションのリビングで、将のスマホが着信を注げている。
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