将さん、こんにちは。
本当に早いですよね…、何だかバタバタとしています(´・ω・`)
それさえ過ぎてしまえばのんびり出来ますが年明けて4日から仕事ですよ(´;ω;`)
【本編です。】
渋滞に巻き込まることもなく市内へ到着すると華丘駅のホームセンターへ。
「将さん、序ですし日用品の足りないものも買い足しましょう。
ティッシュペーパーの在庫もなかったと思います。
他はシャンプーなどでしょうか?」
店内まで4人で歩いていると乾麺饂飩を教えてくれた小母さまと娘ちゃんが声をかけてくる。
〈さくらお姉ちゃ〜ん〜。〉
〈あら、彼氏さんとご両親?〉
「こんにちは、はい、両親と…(将の顔を見る。)
父さま、ママさま、アルバイト先のお客さまでお買い物先でもよくお会いする方です。」
〈いつも娘がお世話になっております。〉
ママさまが言うと父さまと共に頭を下げる。
〈お姉ちゃん、今日はお兄さんとお手々つないでないの?〉
首を傾げて将と咲夢に尋ねてくると頬を染める咲夢と将の顔を見る父さま。
少し話をしてからアクセサリー制作に必要な物と日用品を購入しマンションへ。
「父さま、ママさま、コーヒーでよろしいですか?」
と手洗いを済ませた咲夢がキッチンで薬缶を火に掛け将は空気の入れ替えのため窓を開けている。
「将さん、今日の内にお仕事のメールチェックしては如何ですか?
将さん、リビングの薬箱の横に買い置きの◯◯◯の力をお飲みになっておいた方がといいと思います、父さまにも。」
【奏楽と茉生と奏楽の父母編です。】
〈咲夢っちにラインしたけど既読にならない。〉
〈そんなに直ぐ既読つかないよ。〉
〈火曜日の学校終わりのバイトの前に奏楽含めて山神さんと一緒に会ってもらえないか?って入れたのにー!〉
〈マイマイ、連絡入れたんだから落ち着こう?〉
〈うん、でもあのお兄ちゃんが奏楽だとは思わなかったよ。〉
〈俺もあの女の子がマイマイだとは思わなかった。〉
〈何、2人でコソコソしてるんだ!〉
〈親父、いや……。〉
〈奏楽のお父さん、あーし、小さい頃、奏楽に遊んでもらったことあるんだ。
公園で自転車暴走した男の子たちから守ってもらったの、ほら!〉
前髪を上げて額の傷を見せる茉生と驚く奏楽の父母。
〈茉生ちゃん、あの時の女の子だったんだね、もう一人の女の子は?〉
〈あの後、暫くしたら公園に来なくなっちゃった…。〉
〈マイマイより少し年下?あの女の子も可愛かったなー、ってマイマイ!叩かないで!〉
〈奏楽はあの時からお人形さんみたいなコ好きだったよね。〉
〈あぁ、面食いは俺の遺伝だろ、なっ、母ちゃん!〉
〈父ちゃん、子どもの前で何言ってるんだい!〉
【末廣亭編です。】
〈貴方、咲夢からのメールで鹿肉と野菜とか購入したらしいわよ。〉
〈たまには和食じゃないものでもいいか。〉
〈山葵も買ってるみたいね。〉
〈和洋折衷か…、物見てから決めるか。〉
〈離れは今日は予約入っているわ。〉
〈奥の個室でいいだろう、テーブル席だが構わんだろ。〉
〈私、休んでいいわよね?〉
〈離れに挨拶行ってからな、彩葉、咲夢ちゃんが居るのに仕事してても身が入らんだろうしな。〉
〈貴方、ありがとう!個室の用意してくるわ!〉
〈個室の前に離れを用意しろよ、◯◯たちも頼むよ。〉
〈〈〈はい、板長!〉〉〉
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