咲夢さん、こんばんは。
せっかくひらがな止まりにしてたのに(笑)
歩いていると急に、すれ違ったカップルと話し始める咲夢
(松木??誰だ??桜葉??狙ってた??)
頭の中が?でいっぱいの将だったが、社員の小野・マイマイという咲夢の言葉で、何とか理解が追い付いてくる。
咲夢も耳打ちするように、アルバイト先の同僚だと教えてくれる。
松木という、イケメンが将に向き直って
<野々崎さんと同じ宮園書店でアルバイトしています、松木達也といいます。大学三年生です。あの失礼ですが、野々崎さんとはどういった?>
と興味津々の顔で聞いてくる。
『これは、ご丁寧にどうも。山神将といいます。咲夢…いや、野々崎咲夢さんの、婚約者兼保護者です。よろしくお願いします。』
婚約者という将の言葉を聞いて、驚いた顔を咲夢に向ける松木。
<ねぇ、挨拶終ったなら早くいきましょう。邪魔しちゃ悪いし、私に誕生日プレゼント、買ってくれるんでしょ(笑)>
彼女にそう言われて、赤くなりながら目礼して、離れていく松木と彼女。
松木に向けて、目礼している咲夢に
『俺たちも次見に行こう。。咲夢何か見たいのある?』
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