咲夢さん、こんばんは。
今日は暑かったぁ・・・
気温差辛いっす(>_<)
【本編です】
咲夢と松の間に出向くと、そこでは〇子と仲居が配膳の真っ最中。
その様子を突っ立って二人でぼーっと見ていると、〇子が
<お客様失礼いたしました、どうぞおかけくださいませ。>
と手早く配膳を済ませて、咲夢達に声をかける。
<本日のご料理は、小鉢が
たこときゅうりの酢の物
烏賊の塩辛
茄子とオクラの揚げびたし
季節のお野菜と海鮮の天ぷら
焼き魚が鰤の柚庵焼き及びミニざるそばになっております。
お造りにつきましては、ご予約いただきました時にお伺いした通り船盛でご用意いたしております。
山葵は本山葵となっておりますので、お好みで鮫皮のおろし板でおろしてお使いください。
それではごゆっくりお召し上がりくださいませ。>
料理の説明を終えると、部屋を出ていく〇子と仲居。
咲夢が三人のコップにビールを注いでくれ、
<将君・咲夢、今日は旅行に連れてきてくれてありがとう。それ打破いただくとしようか、かんぱ・・・>
『すいません。お義父さん飲む前に、お話が・・・』
そう言って、義父の挨拶を遮った将。
<何よ将、改まって(笑)>
そう言って茶化す母は、話の内容が分かっているかのよう。
<どうした?将君。>
『お義父さん・母さん。お願いがあります。咲夢といや咲夢さんと私は、仮の婚約状態という形になっていたと思いますが、仮を取っていただきたく。。咲夢さんの大学卒業を待っての結婚を、許してください。』
そう言って頭を下げる将。
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