将さん、こんばんは。
まだまだ蒸し暑いですよ。(´;ω;`)
【本編です。】
確かに食事が冷めてしまう、父さまに注意するのは後でもいい。
将から貰った貝柱フライを口にすると。
「プリッとして美味しいです。」
笑顔を将に向け食べ進めていき、最後にはお茶を口にし、ママさまに促され花摘みに行くとメイクを直していると。
〈咲夢も恋する女の子ね、将に可愛く見て欲しいのね、それにメイクも前と変わったわね。〉
「はい、将さんは大人ですから綺麗な人とたくさん知り合う機会もありますし……。
メイクは城井さんに教えてもらったのですが…、咲夢には似合わなかったようで卒業生の方に紹介して頂いたヘアメイクさんが
驚くことにママさまに教えていただいた美容室の方だったんです。」
〈まぁ、そうなの、相性が合ってよかったわ。
メイクも直したしふたりのところに戻りましょう。〉
席に戻ると会計は将が済ませており「ごちそうさまでした。」と店外に出ると抹茶に目が留まる。
「お抹茶なら喜ばれるんじゃありませんか?」
〈そうだな、涼香に着物着てもらって茶会でもしてもらうか。〉
〈そうね、お抹茶はお土産に出来るけど茶道具は難しいものね。〉
そう話してる間に父さまが抹茶を購入し戻って来ると吊橋に向かい出発する。
【◯子さん編です。笑】
〈えぇ、そうよ、◯子さんの子どもたちが私の孫よ。〉
〈うん!ばあば!〉
〈女将さん…、でも私…、老舗旅館の女将さんなんて務まりません。〉
〈◯子さん、僕が君を支えるから!〉
〈◯◯が自分の口から言うなんてね、◯子さんのお陰だと思ってるの。
こんな歳いった子どもじゃない小父さんなんだけどね、私ももうこの子たちと離れたくないのよ。〉
〈ばあば!僕たちも!〉
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