将さん、こんにちは。
雨と雷が凄かったです。
【本編です。】
キーホルダーを選んでいる両親を将とふたりで見ていると将が両親を茶化す。
「将さん、父さまもママさまも困ってらっしゃいますよ。」
そう言う咲夢も楽しげに将と手を繋ぎ目的の海鮮フライが見つかり入店。
いつものように並んで座りお品書きを見。
「咲夢は小盛りの鯵フライにしようと思います。」
〈私は金目の煮付けにしよう。〉
〈寿司と地魚の串揚げか…、イヤ、寿司はやめとくかな。〉
〈夜に多分お刺身がたくさんよ。〉
父さまが片手を上げると店員さんが注文を取りに来る。
それぞれが注文すると会話に花が咲く。
「出国までママさま、お時間ありますよね?
先程のキーホルダー、金具部分を変えるとアクセサリーに作り変えられます。」
〈そうなの?咲夢が出来るの?〉
「はい、書店のオマケで作ってます。」
〈なら私にも教えてくれるかしら?〉
「はい、ホテルよりお家…、マンションでいいでしょうか?」
将に了承を得るように将の顔を見る。
【宮園書店編です。笑】
〈咲夢ちゃん、休みだしマイマイは辞めるって言うし…。〉
〈相川くん、咲夢ちゃんはご両親と旅行で帰ってきたら出勤だよ。
マイマイは仕方ないんじゃない?モデルさんもするって言ってたし。〉
〈しかし浜田鮮魚店の奏楽がマイマイ助けたとか、チャラチャラした感じなのにな〜。〉
〈そうか、相川くんは奏楽の子どもの頃、知らんからチャラチャラ言うのか〜。
アイツ、意外と正義感の男なんだよ。
奏楽が小学生の時だったかな…。華岡公園でチャリ暴走してた小学生が幼稚園くらいの女の子ふたりくらいを轢きそうになってな。
チャリ蹴り飛ばして女の子助けたんだよ、で、太ももに結構なキズが残ってるはずだよ。〉
〈小野店長、何で知ってるんですか?〉
〈これも知らない話か、俺、高校生の時からここでバイトしてるんだよ。〉
〈えーーー!!〉
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