咲夢さん、こんばんは。
毎日毎日暑いですねぇ・・・
午後になると雷雨凄いし。
【本編です。】
咲夢と並んでリフトに座りながら、
『えっ、お義父さん高いところ苦手なの?こんなところ誘って悪かったかな?それに吊り橋は海にかかってるから、高さもここの比じゃないし…頂上着いたらお義父さんに聞いてみたほうがいいよね。』
そう言って咲夢を見つめる将。
『あっ、そろそろ頂上。。スキー教室でリフトは乗ったことあるみたいだけど、スキーと違って降りるときには気をつけて。スキーの場合は少し漕げば、前に滑っていくけど、夏は立ち上がったら直ぐに自分で歩かないと、椅子に当たって下手したら怪我するから。』
そうこうしているうちに、降りる順番になり、咲夢の手を握る。
『係員さんがいるところあたりで立ち上がって、直ぐに歩くからね。さあ立ち上がって……』
二人並んで立ち上がり、後の邪魔にならない位置までまっすぐ歩き、義父と母が下りてくるのを待っている。
目の前には、頂上沿いに一周続く道が見える。
<お待たせ、咲夢・将。遠くに富士山が見えて本当いい景色ねえ。ねぇ啓輔さん。>
<あぁそうだね、富士山目にすると日本に返って来たんだなって思うよ(笑)>
『そうだ、お義父さん知らかったとはいえ、こんなところ連れてきてしまい申し訳ありません。リフト大丈夫でしたか?それと、吊り橋かなり高いですけど…やめておきます?』
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