将さん、夜遅くにこんばんは。
今日は比較的涼しいですが明日は暑くなるのかなぁ?
【本編です。】
車に乗ってからも後部座席のママさまは笑いを堪えている。
「咲夢、何か可笑しなことしましたか?」
キョトンとしているが将と父さまの複雑な心理を理解していない。
その間にもママさまに学園のことアルバイトのこと、そして料理が出来るようになったことなど話ていると
最初の目的地の巨大サービスエリアへ到着する。
「将さん、〇〇〇パン楽しみですがお昼ご飯の分もお腹空けとかないとですね。」
流石に人気の〇〇〇パン、行列が出来ていて数量も決まっている。
「ひとり一つは多いですよね……。」
〈二つ買って半分にすればいいのよ、将、お昼は何を食べる予定なの?〉
〈咲夢が言ってたロープウェイで行く〇のテラスに行くなら少し動かないとならんな。〉
「頂上に神社もあるみたいなのでお参りも兼ねてお散歩なんていかがですか?」
〈そうね、散歩は向こうでもしてるけどやっぱり日本で歩くのがいいわ。
そうそう、向こうに戻る前に新しく仕入れてきたレシピでふたりにご飯作ってあげるわ。〉
「はい!咲夢も父さまとママさまに作って差し上げたいです。」
話をしている間に将が〇〇〇パン、ふたつ買ってきてくれると半分にして4人で頬張ってから目的地に向かう。
〈日本でしか食べられないものを食べたいわ。〉
〈そうだな、海鮮ではない、日本を感じられるものがいいな。〉
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