将さん、こんにちは。
今日も蒸し蒸ししてるよ、どうにかしてください!
【本編です。】
「咲夢もいつかママさまにお小言言われてしまうのでしょうか?はい!出掛けましょう。」
エントランスへ行くと佐藤さんが管理人室に居る。
「本日留守にしますが明日の夜には戻りますのでお願いします。」
〈お気をつけて行ってきてください、良き日になりますように。〉
「ありがとうございます。」
車に乗り込むと父さま、ママさまの宿泊しているホテルのロータリーへと到着する。
「ママさま、お待ちになっていますね…。」
〈将、咲夢、遅いわよ!朝食食べてからもう1時間も待ってるわよ。〉
〈凉香、まだ約束の時間の前だ、君の事前に動くところは私は好きだが全ての人が受け入れてくれるわけではないよ。〉
〈解ってます、解ってますよ、でも将にも咲夢にも早く会いたいたかったんだもの。
しかも普通では泊まれないような咲夢が当てた泊まれないような温泉旅館?〉
野乃崎啓輔の名を出せば日本なら大体は泊まれるがそれを凉香はお首にも出さず嬉しさ爆発させている。
将に咲夢には知られないよう牽制しているが…。
「父さま、今降ります、助手席にお乗りください、咲夢はママさまと後部座席に乗ります。」
将と父さまが驚いた表情をするが咲夢は気づいていない、ママさまは笑いを堪えている。
「◯◯県まで出発です、サービスエリアでの軽食楽しみです。」
【マイマイ&浜田鮮魚店編です。】
中嶋泰恵が奏楽に怪我をさせてしまった以来、マイマイは毎日、アルバイト前に店を手伝いに来ている。
……大学をサボって。
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