咲夢さん、こんばんは。
暑い・・・夏が来る前にばててしまいそう(>_<)
【回想編&ナカイチ編】
やけに反響した状態の、クチュ…クチャ……グチョ…という液体の音及び、咲夢の喘ぎ・切ないお願いの声を聞きながら、ズボンの中の一物を扱き始めるナカイチ。
<ああ…さくらちゃん。君は今どんな風にショウにされてるんだ?音だけってのがこれほど想像を掻き立てるもんだとは…恥ずかしながらこの年まで気が付かなかった。>
『そう、舌と口・手で洗ってくれるんだ?舌と口を使った時は、どんなふうに洗ってくれるの?最初はどんな風に??』
割れ目を指で開閉していた将は、今更気が付いたように、
『大変だよ咲夢、鏡見て鏡。いつの間にかソープの泡が完全に流れ落ちちゃて丸見え……咲夢が体勢少しずらせば、中まで見えそう(笑)どうしてこんなに泡流れちゃったの?どうしてだと思う?』
パソコンのスピーカーから流れてくる音声に
<ショ…ショウ、お前って奴は……つくづく羨ましい奴だ、あんな可愛いさくらちゃんと、いつでもこんなことできるなんて…>
クチュ…クチャ……グチョ…という液体の音・甘い可愛い喘ぎが混じりながら、将の声が続く。
『咲夢そう言えばここの毛、剃っちゃっていいんだよね。』
【本編です】
『そうだね、余っちゃいそうだから明日の朝に、明日の朝はトーストにでもしようよ。』
そういい食事を終えると、食べ終えた食器を流しに持って行き、これも並んで後片付けを始める。
『咲夢も色々考えちゃうところはあるだろうけど、同級生でアルバイト先も一緒だし、城井さんの事励ましてあげて…送り迎えは全然苦にならないから気にしないで。とりあえず今はそのこと忘れて、明後日からの旅行を楽しみに…ねっ。明日は旅行の用意して、足らないものがあったら、買い物に行こうよ。』
言い終えた時、<ピピッ…ピピッ…>とアラームが鳴り、湯張りが完了した旨を教える。
『洗い終わったら、先に入っちゃって。』
【中嶋恭恵編&取引会社編】
私物の入った紙袋を下げ、会社の玄関を出る中嶋。
玄関を出るとき、受付にいた社員の視線が、冷たく突き刺さったように感じる。
<なによ…みんなして……私が何したって言うの?たかがヤンキーの顔に傷が付いたくらい、何だって言うのよ?>
反省の色が全く見えない中嶋。
<そういえば置いてきたあの盗聴器、使い物になるのよね?>
その頃、先程まで中嶋がいた部署内、副社長との打ち合わせが終わり、窓際の自席に部長が戻って来る。
部内を見渡し、
<中嶋君は帰ったみたいだな……皆、手を止めずに耳だけ貸してくれ。仲間だった中嶋恭恵君の処分だが、中嶋君の生まれ故郷〇〇県にある支店へ、庶務担当として異動が決まった。急なことではあるが、補充人員が入るまで、皆で中嶋君の穴を埋るように奮起してくれ、以上だ。>
部長の話が終わると、課長と視線を交わして担当者が、席を立ち部長関へ。
<部長、お耳に入れておきたいことが。>
そう言い、盗聴器の顛末を離す担当者。
<そうかそんなことが…今日はそのままでしょうがないが、そのボールペン、明日にでも金属缶に入れることにしよう。部外秘の事話すこともあるし、何より又、クライアントや、クリエイターに迷惑がかかることが発生したら、私もこれ以上擁護できんからな。それとこのことは、副社長や上層部には他言無用で頼む、もし耳に入ってしまった場合の責任は私が取る、いいね。>
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